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【特集記事】山形市 老舗和菓子店「佐藤屋」で和菓子作り体験|山形を訪れた思い出にとっておきのひと時を。

佐藤 昌子

佐藤 昌子

エディター&ライター。オフィス マウマウワン代表。 山形県内を中心にタウン誌、フリーペーパーや企業広報誌等ジャンル問わず、 印刷物の企画、取材・編集の仕事を手掛ける傍ら、モデルハウスのディスプレイや リメイク等を通して『気持ちの良い暮らし方』も提案している。

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江戸時代、最上紅花の商いで栄えた城下町山形には多くの和菓子店がありました。

数は減ったものの、今でも老舗の菓子店が点在しています。山形市内で最も歴史ある「乃し梅本舗  佐藤屋」では、和菓子作りの体験ができます。

山形の旅の思い出に、こんな可愛いアクティビティもありかも!

1. 乃し梅本舗 佐藤屋とは?

・200年以上の歴史を持つ老舗

創業1821(文政4)年。200年以上の歴史を持つ和菓子店です。

山形城主の典医をルーツに持つ初代が、気付け薬として用いられていた「のし梅」をお菓子として完成させ、販売したのが始まり。


ホームページより引用

地元の完熟した梅を独特の製法を用いてつくる「乃し梅」は、山形の銘菓として代々受け継がれてきました。

今では「乃し梅」はもちろん、職人の技が活きる生菓子、洋菓子のテイストを加えたネオ和菓子などさまざまなお菓子が店頭に並んでいます。

どのお菓子も素材を選ぶ基準は、自分たちの子どもに食べさせられるかどうか。

安全と安心が裏打ちされた材料だけにこだわって作る佐藤屋のお菓子は、舌の肥えた人が多い山形で伝統を守りながらも進化し続けます。

・伝統の技に若い感性を。挑戦し続ける八代目

和菓子作りを教えてくれるのは、八代目の佐藤慎太郎さん。

自由な発想で和菓子のポテンシャルを引き出し、新しい銘菓を生み出しています。

そして、地元のカフェや酒蔵、麹店などとコラボしながら、和菓子を軸に新たな感覚で提案も。

「和菓子作りのワークショップを始めたのは危機感があったから」と佐藤さん。

「お中元、お歳暮を持って挨拶に行くという、ひと昔前は当たり前にあった習慣が今では薄れてきています。子どもたちも和菓子を食べる機会がなくなっている。これはなんとかしなければと思ったのが始めたきっかけです」。

今や、学校行事、子供会の集まりなどに引っ張りだこ。

時には、車で1時間近くかかりそうなところにも自転車で行くこともあるとか。

「みんなに和菓子を好きになってもらいたくて」と、その思いがぶれることはありません。

2. お菓子づくり体験

・お菓子づくり体験スタート

今回作るのは、四季折々の彩りを意識した練りきり(上生菓子)2種と自由製作を合わせた3点。

所要時間は1時間半程度。


なでしこ(写真左)と菊の花

本格的な和菓子を自分で作れるなんて!テンションも上がります。

目の前には道具が。右の箱の中には菊の花を作るときに使う手バサミが入っています。

・「なでしこ」作りから

最初は佐藤さんがお手本を。そのあとで生徒それぞれが作っていきます。

まずは「なでしこ」からスタート。

必要な桃色と黄色の生地は、あらかじめ用意されています。

生地が乾いてしまわないように、使わない分はラップに包んでありました。

生地を揉み、手のひらサイズまで円形状に伸ばしたらこしあんをのせます。

「生地の真ん中にひび割れがでないように気をつけてください。掌の水分が多い人はくっつきやすいんだよね」。

佐藤さんからは「へぇ~」な話がぽんぽんと。和やかな雰囲気の中で作業が進んでいきます。

次は片手で全体を包むように支え、もう片手ですばやく回しながら閉じていきます。

閉じ口を下にして、丸くととのえます。ここまで終えたら、いよいよ成形です。

花びらの線は三角棒を使って。

なでしこの花びらは5枚なので、5等分するように溝を入れます。

角度は感覚で。ここがいちばん緊張する場面かもしれません。

「線を入れるときは下から。必ず真ん中まで入れて線を合流させるようにしましょう」。

次は花びら作りを。人差し指と親指を添えて1枚ずつ花びらをつまみ、親指の腹でぎゅっと押しながら反るようにスライドさせていきます。

「線が消えてしまいましたー」と生徒さん。

「大丈夫、大丈夫!」と優しく声をかける佐藤さん。次第に花びらのような立体感が!

花びらの端に小さな切れ込みを入れるとなでしこの花のように。最後に黄色の練りきりをのせて完成です。

・「菊の花」作り

少し慣れてきたところで、次は「菊の花」に挑戦。花びらのギザギザは、和バサミを使って作っていきます。

材料は3色の生地とあんこ

白い生地に、ぼかし生地用の水色と紫色を加えて揉みます。するとグラデーションに。『内(うち)ぼかし』という方法だそう。

なでしこと同じように平らに広げてあんこを入れて丸めます。

ひっくり返して、いよいよ花びらづくりに移ります。

1段目は17枚の花びらを作ります。花びらの頂点が親指のほうに来るように回しながら、全部で5段カットしていきます。

「難しいことはないですよ。リズムと集中力だけが必要です」と佐藤さん。

とは言うものの花びらが長くなったり広くなったり、バランスを見ながらカットしていくのはなかなか難しそう。

最初の一段は大きくなってしまいがち。蛇行してしまうと、一周したゴールが合わなくなってしまいます。

無心になって、強く握り締めてしまうこともあるので注意しながら。

最初の段は大き目で、次の段から徐々にカットの幅を小さくしていきます。

肘を固定して、ハサミの当て方に角度をつけていくときれいに仕上がるそうです。

頂点で花びらがピタッとおさまる佐藤さんの手際の良さ。プロの凄さを体感できました。

・自由製作

最後の1個は自由製作。思い思いにデザインしていきます。

見本に作ってくれたのは、ちょっぴり情けなさそうな表情の犬。

動物を作るときは骨格を決めるところから始めていきます。

「口が少し出ているように骨格のベースを作ってから、鼻や耳を付けていきます。

耳を立てるか垂らすかでも表情が変わるんですよ」。

生徒さんの自由作品は、朝日町のキャラクター「桃色ウサヒ」と河北町児童動物園で話題の「オニオオハシ」。

・完成!

そして完成したお菓子がこちら。

なでしこの花も、菊の花も同じ材料で作っているのに一人ひとりの個性が表現されていて楽しいですね。

「完璧です!」と佐藤さん。食べるのがもったいないほどの出来栄えです。

3. まとめ

和菓子作りは大人が無心になれるワークショップ。

菓子職人の技術を体感しながら、本格的な和菓子を作ることができる貴重な体験です。

観光客にとっては山形で過ごす時間をより濃く、地元の人たちにとっては山形の文化をあらためて知るきっかけにも。

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「こうした体験を通して和菓子を好きになってくれたらうれしいです。機会があれば、ぜひ参加してください」と、佐藤さんからメッセージをいただきました。

4. 基本情報

≪和菓子作り体験≫
【体験料金】
① 材料代
(餡・道具・持ち帰り用カップ類含む)
<個人参加型>
お一人三種:2,000円  
※道具はそれぞれにご用意します
*
<親子行事>
親子2人1組として、二種:2,500円
(親子それぞれ一人一種を1個ずつの二種製作。合計1組で4個となります。)
※一組にお一人追加ごとに1,000円
ex) 親子2人+お子さん1人の計3人:2,500円+1,000円=3,500円
※道具は組ごとに共用となります
※先生など個人参加の方がある場合にはお一人1,500円にてお願いします
*
② 出張費 (山形市外での実施の場合) 3,000円程度。
※規模、距離によって別途相談
お支払いは【開催日の当日】に現金にてお願いします。
領収書のご用意可能です。
*
【所要時間】
約90分
【日程・体験詳細】
佐藤屋さんのホームページでカレンダーを公開しています
空いている日をご確認ください。
*
【お問合せ・お申込み】
otoiawase@satoya-matsubei.com

詳細情報

乃し梅本舗 佐藤屋 本店

乃し梅本舗 佐藤屋 本店

山形市十日町3-10-36

023-622-3108023-622-3108

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