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【特集記事】桃色ウサヒと巡る山形県朝日町|りんご🍎とワイン🍷と美味しい空気をたっぷり味わえる秋の日帰り旅!
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VISIT YAMAGATA編集部
こんにちは!VISIT YAMAGATA編集部です。 やまがた各地域のイベント情報や観光スポットなどのまとめ記事を定期的に発信しています。 また知る人ぞ知るやまがたのディープな情報もご紹介しています。
山形県は、人の横顔のような形をしています。
そのちょうど「ほっぺた」の辺りにあるのが、今回ご紹介する「朝日町」です。
りんご栽培が盛んな町として有名ですが、他にも面白い場所や美味しいものがあるようなので、ここはひとつ「桃色ウサヒ」におすすめスポットを聞いてみることに!
待ち合わせ場所に来てくれるのか、ドキドキしながら行ってみると、虚ろな目をした桃色ウサヒが・・・。
今回は朝日町の非公式PRキャラクター 桃色ウサヒとともに、美しく彩られた秋の朝日町の魅力をご紹介します!
1.朝日町ってどんなところ?
まずは、朝日町ってどんなところなのかを簡単にご紹介します。
・無袋ふじ発祥の地
東北のアルプスといわれる朝日連峰、その麓に位置する朝日町はりんごの里として有名なところです。
特に無袋(むたい)ふじという袋をかけずに栽培するりんごの発祥の地で、その美味しさは格別。
甘さと酸味のバランスといい、シャリシャリとした食感といい、まさに太陽をいっぱい浴びて育った無袋ふじならではの美味しさがあります。
収穫時期になると、このりんごを目当てに県内外から多くの人が訪れます。
・非公式PRキャラクター「桃色ウサヒ」
朝日町をご紹介するに当たって、この方の存在を忘れてはいけません。
無個性・無軌道・無表情の3拍子が揃った特徴のないピンク色のウサギの着ぐるみ。
今では朝日町といえば「りんご」というのと同じくらい有名な「桃色ウサヒ」。
無理をせず、頑張らず、ゆるっとしたその行動や言動に癒されてしまう人多数。
この「桃色ウサヒ」は、もともとは2008年に東北芸術工科大学の大学院生の持ち込み研究企画「無個性な着ぐるみキャラクターを使って地域を内的に盛り上げる研究」としてスタートしました。
*朝日町公式HPより
育成型のキャラクターで、住民のアイデアを取り入れつつ色々な活動(出没??)を通して朝日町をPRしています。
グッズやお菓子、さらには郵便ポストや消印まで、多くのアイテムに登場している朝日町の人気者です。
2. 桃色ウサヒと巡るおすすめ観光スポット
それでは、早速、桃色ウサヒに朝日町の魅力を紹介してもらうことにしましょう。
待ち合わせ場所の空気神社へやってきました。
訪れたのは11月初頭。
ちょうど紅葉の時期だったので、とにかく美しい彩りにすでにちょっと感動気味です。
すると、すっかりくつろいでいる桃色ウサヒを発見!
ボチボチ案内をお願いします。
■ 空気神社
・「空気神社」とは
空気神社に行く前に神社ができた背景を少しだけご紹介します。
空気神社は世界にひとつだけの「空気」を御神体とする神社です。
遡れば1973(昭和48)年に、朝日町民の白川千代雄氏が「山の中のきれいな空気の中で仕事をしていると、平地で仕事をしている時よりも疲れにくい。これは、豊かな自然が作り出す澄んだ空気の恩恵である。町に空気神社を建立し空気とそれを生み出す自然に感謝しよう。」(空気神社パンフレットより引用)と提案したことがきっかけとなり、その後「空気に感謝し、自然の恵みを大切にしよう」という空気神社建立趣旨に多くの人が賛同し、1990(平成2)年7月に空気の恩恵に感謝し、敬愛の心を育むために建立されました。
世界に類を見ない、新しい理念による環境モニュメント「空気神社」がここに誕生したわけです。
さて、空気神社までは少々登りの道が続きます。
スタスタと行ってしまったウサヒの後を追いかける形で登って行くと、右手にオブジェのような柱が現れました。
同行して下さった役場の方に聞くと、これは万物の成る五行(木・火・土・金・水)を現したモニュメントで、写真は「土」を表したもの。
参道にこのようなモニュメントがあるのも珍しいですよね。
この写真のほかに4つあるので、行った時に探してみてください。
さて、神社に到着するとそこには5m四方のステンレス板がドーンと鎮座しています。
表面が鏡のようになっていて、周りの木々が映り込み美しさが倍増している感じがします!
かなりの映えスポットですね!!
・参拝の仕方
参拝の方法も通常の神社とは異なります。
参拝方法が書かれたボードがありますので、見てみましょう!
① 2礼
② 4拍手(心の中で春・夏・秋・冬と唱える)
③ 両腕をVの字に広げ深呼吸しながら、きれいな空気に感謝します
④ 1礼
美しい自然ときれいな空気に感謝して、桃色ウサヒと一緒に参拝してみました。
・空気まつり
朝日町では、毎年世界環境デーの6月5日を「朝日町空気の日」と条例で制定し、その日と最寄りの土・日に「空気まつり」が開催されています。
空気まつりでは、年に一度だけ地下にある「神社本殿の御開帳」が行われるそうです。
新緑のブナ林に囲まれる中、とても神秘的なイベントになりそうですね。
もちろん桃色ウサヒも参加しますよ。
空気神社は、秋の紅葉も素敵ですが、初夏の緑もまた格別とのこと。
四季折々に変化する景色を味わってみたくなりました。
ちなみに冬は閉鎖されているので、空気神社には行けませんのでご注意を。
■ Asahi自然観 コテージ
空気神社のすぐそばにある、Asahi自然観にも立ち寄ってみました。
春から秋にかけては、コテージに泊まって仲間とバーベキューを楽しんだり、登山やトレッキングをしたりするのもおすすめです。
冬はスノーパークでスキーやスノーボードが楽しめます。
コテージは10名用・6名用・4名用と選べる3タイプで全18棟。
全棟バス・トイレ完備で、キッチンには基本的な調理器具も揃っているので、好きな食材を持ち込んでホームパーティーのように楽しめますね。
気分はもう別荘!
仲間や家族と素敵な時間を過ごせそうです。
また、ゆっくりのんびり楽しみたい方はホテルがおすすめ!
自分にあったプランでぜひ楽しんでくださいね。
■ 椹平の棚田
次に案内してくれたのが「椹平の棚田」の風景。
段々になった広大な田園を一望できるビュースポットです。
四季折々また時間や天候によっても、いろいろな表情が現れそうですね。
取材に訪れたのはちょうど収穫が終わったころ、しかも夕方ごろなので少々ノスタルジックな感じ!
田植えのシーズンには、水を張った田んぼがキラキラしてまた違った味わいがあります。
また、6月~7月には朝日町の花「ヒメサユリ」も咲き、さらに美しい田園風景をみることができるそうです。
■ 朝日町ワイン城
次に向かったのは「朝日町ワイン城」。
確かにお城のような形が印象的な建物ですね。
ワイン城の敷地内にはぶどう畑があり、ワイン用のぶどうが栽培されています。
朝日町の気候は夏暑く、冬寒く気温の寒暖差が大きいのが特徴です。
この気候が果物を育てるのに適していて、良質なぶどうができるわけです。
ワイン城10月初旬頃
さっそくワイン城の中に入ってみると、ガラス張りになった工場が正面に見えます。
運が良いと実際に瓶詰されていく様子などを見ることができます。
さらに奥に行くと、売店があります。
朝日町ワインは毎年国内のワインコンクールで賞を獲得している実力派。
風味豊かで香り高い高級赤ワイン、ぶどう本来のフレッシュでフルーティな味わいの白ワインなど様々な料理にマッチするワインが並んでいます。
店内では試飲も出来るので、自分好みのワインを見つけてから購入することもできます。
・朝日町ワインまつり
ちなみに毎年9月23日(秋分の日)には「朝日町ワインまつり」が行われていて、思う存分ワインを楽しめるんだとか。
ぶどう踏み競争もあって、かなり盛り上がるそうです。
前売り券にはバーベキューセットが付いていて、ワインを存分に楽しめます!!
なんとお一人様1リットル換算で総入場者数のワインが用意されているんだそうです。
心地よい秋にはもってこいのイベントですね。
■ 道の駅あさひまち(りんごの森)
そして、最後に訪れたのが「道の駅 あさひまち」です。
この道の駅を上空から撮影すると、なんとリンゴの形をしています。
これだけでもかなり個性的、さすがりんごの里です。
道の駅のおすすめを桃色ウサヒに紹介してもらいました。
・おすすめ①「りんご」
もちろん朝日町と言えばりんごです。
店内の他に屋外にもりんごが沢山並んでいます。
種類も豊富で、品種によって店頭に並ぶ時期が違うので、長くりんごを楽しむことができます。
最近の人気は「高徳」や「シナノスイート」。
もちろん、「無袋ふじ」も安定の人気です。
無袋ふじは、店頭で表示される時は「サンふじ」と書かれています。
太陽(sun)を浴びて育ったふじという意味です。
・おすすめ②「ウサヒマルシェバッグ」
2つ目のおすすめは、「ウサヒマルシェバック」。
桃色ウサヒがデザインされたちょっと大きめのエコバック。
りんごもいっぱい入りそう!!
通常のお買物にも便利ですね。
桃色ウサヒがデザインされたグッズは他にもあるので、ぜひお土産に購入してみてはいかがでしょうか。
・おすすめ③「ソフトクリーム」
3つ目は外のアップルマルシェで売られているりんごのソフトクリーム。
やっぱり道の駅と言えばソフトクリームですよね。
りんごがトッピングされたものやすりおろしりんごが入っているものなどがあります。
暑い時期はもちろんですが、寒くても買ってしまうソフトクリーム。
道の駅に行ったらぜひ食べてみて下さいね。
・編集部おすすめ「引力バーガー」
ちょっと気になったのが数量限定で販売されている引力バーガー。
山形県産豚肉100%を使用したパテと朝日町産りんごスライスが入ったこだわりのハンバーガーです。
お昼頃には無くなってしまう人気商品、興味がある方はぜひ一度食べてみてくださいね。
3. VISIT YAMAGATAをご覧のみなさまへ
朝日町役場の方からメッセージをいただきました。
「これからの時期は、町の主力品種である無袋ふじりんごの最盛期を迎え、りんごを買い求める方々で大いに賑わいます。
また、11月19日(土)・20日(日)には、朝日町民体育館及び駐車場において、朝日町産業まつりが3年ぶりに開催予定となっております。
旬の無袋ふじりんごや果物、家具、ワインなど朝日町の特産品が勢揃いするほか、りんご品評会や子どもが喜ぶりんご釣り等のイベントもあります。
この記事をご覧の皆さま、朝日町は楽しめる魅力がたくさんありますので、ぜひお越しください。」
2022年取材時のメーセージです。
2023年の朝日町産業まつりは11月18日(土)・20日(日)に行われます。
4. まとめ
今回は朝日町のおすすめスポットをご紹介しましたが、まだまだ全てはお伝え出来ていません。
ほかにも色々な魅力がある朝日町。
また、春や夏にも訪れてみたいと思います。
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