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【特集記事】蔵王温泉に来たら食すべし!ジンギスカンの名店 ろばた
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篤影
街のぶらぶら歩きや温泉めぐり、伝統芸能(歌舞伎や能)の鑑賞、音楽鑑賞(特に演歌・歌謡曲・民謡)が趣味といった、シブめな20代男性。山形県最上地方出身。思い付きで一人で出かけることが多いので、そんな視点からやまがたの情報をお伝えできればと思います(^^)/
夏は美しい緑に囲まれるリゾート、冬は雪質に惚れ込んだスキーヤーや樹氷見物客でにぎわう蔵王温泉。
ここは開湯1900余年を誇る、山形を代表する温泉・スキーリゾートです。
蔵王といえばそれぐらいしか思い浮かばない。。。
という方、まだまだです!
ここでは昔から大切にされてきた地元グルメがあります。それは「ジンギスカン」!
今回は蔵王ジンギスカンの名店「ろばた」さんと、
その周辺のぶら歩きスポットをご紹介します!
※新型コロナウイルスの感染拡大により、営業時間・定休日・営業形態が本記事と異なる場合があります
最新の営業状況や感染予防対策につきましては、事前に店舗にお問合せください
1.蔵王温泉とは
蔵王温泉へは山形駅から車で約40分。(路線バスも運行しています)
蔵王温泉街に立ち入ると、温泉を実感させる硫黄の香りが漂います。温泉好きの私は、この香りでテンションが上がってしまいます(笑)
むかし、蔵王温泉は「最上高湯(もがみたかゆ)」と呼ばれ、福島市の高湯温泉、山形県米沢市の白布温泉と並んで「奥州三高湯」の一つとして親しまれた名湯。
蔵王温泉は東北でも名だたる、強酸性のお湯で、個人談にはなりますが、とてもサッパリする温泉です。
蔵王温泉には日帰り温泉施設や共同浴場、足湯が11か所、そのほか、日帰り入浴ができる旅館・ホテルもあります。
蔵王温泉で湯めぐりをしたい!という方におすすめなのが「湯めぐりこけし」です。
こけしの絵付けを体験できるこけし付き(1,300円・税込)と、こけし無し(1,000円・税込)が選べ、どちらも蔵王温泉街の24施設で使える入浴シールが2つ付いてきます!
使い方によってはかなりオトクになりますよ!
※こけしの絵づけは蔵王温泉内「田中こけし店」でできます(絵づけ代¥240(税込))
詳細情報
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蔵王温泉湯めぐりこけし
蔵王温泉観光協会案内所(蔵王バスターミナル内)
023-694-9328023-694-9328
2.蔵王温泉のグルメといえば・・・
温泉街には、食材の王国やまがたのグルメを楽しめる飲食店や食堂があります。
やまがたのグルメといえば、ラーメン、そば、山形牛、日本酒、玉こんにゃくなどなど。
このほかにもお米やさくらんぼやぶどう、ラフランスといったフルーツなどがあります!
それだけではなく、蔵王ならではのグルメもあるんです。いくつかご紹介します!
①稲花餅(いがもち)
1つは、稲花餅(いがもち)。
白いお餅の上に黄色いもち米を添えた稲花餅は、蔵王名物なんです。
蔵王温泉街の数店舗で販売していますので、できたての柔らかい稲花餅を召し上がってみてはいかがでしょうか。
②ジンギスカン
2つめは、今回ご紹介するジンギスカン!
ジンギスカンとえば、北海道のイメージがありますが、実は蔵王の名物グルメなんです!
由来には諸説あるそうですが、ジンギスカンを焼く鍋を作るため、山形の伝統工芸「山形鋳物」の技術力と、羊の牧畜の関わりがきっかけで、生まれたのではないかとされています。
ジンギスカン(ラム肉)は、昨今、ヘルシーさであったり、栄養の豊富さで脚光を浴びていますよね。
ジンギスカンを蔵王温泉で食べたい!という方にまずお薦めなのが、お食事処「ろばた」さんです。
3.蔵王名物ジンギスカンの名店「お食事処 ろばた」へ
蔵王温泉の目抜き通りである「高湯通り」から、5分ほど歩いた場所に「ろばた」さんはあります。
お店の前には3台ほどの駐車スペースがあり、車でお越しの方はスムーズに来ることができます。
「ろばた」さんのお店の前には、なんと敷地内から湧き出る源泉を利用した足湯コーナーが!
お食事の前後も、この足湯で蔵王温泉を満喫することができますね!新鮮な蔵王温泉に浸れるのですから、これは入らずにはいられません。
店内にはテーブルと小上がり席があり、状況をみながら店員さんが案内してくれます。
お食事処ということで、ジンギスカン定食以外にも各種定食やその他料理を出されています。
でも、ここに来たらぜひ「ジンギスカン定食(1,980円)」を。
この独特の形をしたジンギスカン鍋が熱せられ、ひと足先にタレが運ばれてきました。
ろばたさんでは、この「タレ」もじっくりと味わってみてください。
これは、お店で手作りされ、半年以上熟成させている特製秘伝のタレ。
蔵王温泉街の食堂では、それぞれ創意工夫を凝らしたジンギスカン定食が提供されています。
蔵王温泉で提供されているジンギスカン定食食べ比べも面白そう。。。
サラダをはじめとして、ごはん、みそ汁、そして主役のラム肉が到着!
こちらが主役のジンギスカン!
この肉厚なお肉に圧倒!食べきれるか不安になってしまいました(笑)
ラードをぬって、周りに野菜を敷き詰めていきます。
これは、ラム肉の油が飛ばないようにするためでもあるそうです。
そして、主役のラム肉たちを乗せていきます!
持ち上げる時、そのずっしりとした重厚な肉を実感しました!
ジュワジュワと、じっくり焼いていきますよ~
お好みの焼き加減になったら、早速頂きます!
さきほどの特製秘伝のタレにラム肉を付けて。
肉厚なのに、とても柔らかいことに驚きました。
また、お肉が脂っこくないので、ついつい箸が進んでしまいます。
ジュワッというよりも、フワッとした食感に近く、舌触りがなめらかでした!
ラム肉ってひと昔前までは、「独特の臭み」なんて言われていたそうですが、
こちらのお肉は、そんな心配は無用。美味しく頂くことができました(^^)
甘辛い特製秘伝のタレがうまく絡み合って、ラム肉のおいしさをいっそう際立たせていました!
ジンギスカンだけでなくて、お米も美味しいんですよね。
それもそのはず。ろばたさんでは、県内で生産されたお米を使ってらっしゃいました。
素材の品質の高さも、山形が誇れるポイントです。
ろばたさんは、地元食材の活用を大切にされており、山形市が認定する「山形市地産地消の店」に登録されています。このおいしさに納得がいきますね。
お野菜にもたくさん特製のタレをつけていただきました(笑)
最初、食べきれないかもと不安だった私でしたが、お肉のあっさりとした感じや丁度良いボリュームで、
ぺろっと美味しく完食することができました!満足!
ごちそうさまでした!
詳細情報
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お食事処 ろばた
〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉字川原42-7
023-694-9565023-694-9565
4.温泉街をぶら歩き
お腹いっぱいにジンギスカン定食を食べた後は、ぶらりと温泉街のまち歩きを。
ろばたさんから少し歩いていくと、温泉街の合間にこんな小川が。
かすかにエメラルドグリーンの色がかかっていて、その美しさに足をとめてしまいました。
さて、ろばたさんから歩いて約5分。とある足湯に到着です。
①緑屋二号源泉の足湯
「緑屋二号源泉」の足湯に到着しました。
思わず二度見してしまいましたが、
こちらの足湯、なんと源泉の湧き口から直接浴槽に注がれているんです!
こちらがその源泉。
開湯1900余年の歴史を支えてきた、源泉の一つなんでしょうね。しみじみ。。。
早速、このありがたい足湯をいただこうと足を入れてみました!
が、アツイ!熱すぎる!!!
源泉から直に注がれているからか、熱すぎてまともに浸かることができませんでした。。。
気候によっても異なるとは思いますが、足を入れる前には必ず温度チェックをお願いします(笑)
また、足湯をゆっくりと楽しみたい方は、さきほどのろばたさんの足湯か、下湯共同浴場(ここから歩いて約10分ぐらい)をおすすめします。
②蔵王温泉の歴史を感じる「高湯通り」
高湯通りは、蔵王温泉街の中でも歴史ある目抜き通り。ここから蔵王温泉がはじまりました。
通り沿いにはお宿や飲食店、お土産屋さんなどが軒を連ね、お店巡りを楽しむことができます。
高湯通りを山側に進んでいくと、このような美しいフォトスポットがあります!
旅・おでかけの記念に一枚、いかがでしょうか。
③下湯共同浴場
さきほどのフォトスポットから歩いて約5分の所にあり、高湯通りのちょうど真ん中あたりにあります。
蔵王温泉には3つの共同浴場がありますが、こちらはその一つ。
利用料金は200円という安さで蔵王温泉を楽しむことができます。
この建物の隣には、足湯を楽しめるスポットもあるので、ゆるりと楽しんでみては?
詳細情報
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下湯共同浴場
〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉30−2
5.たびのまとめ
山形県を代表する由緒ある名湯、蔵王温泉。
ここでは、温泉やスキーだけでなく、昔から地元で大切にされてきた「味」がありました。
山形県は食材の品質の高さを誇る食の王国だからこその美味しさがここにあります。
季節問わず、蔵王はグルメや高原トレッキングなどで、通年楽しむことができるリゾートです。
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
<ご参考までに>
各スポットの所要時間
・ろばたさんでのジンギスカン定食を食す…約40分
・食してからの温泉街ぶら歩き…約5分
・緑屋二号源泉の足湯…10秒
(熱すぎて入れませんでした。。。)
・高湯通りぶら歩き…10~15分
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