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【特集記事】山形・夏の風物詩|「冷やしシャンプー」を体験してきました!|

VISIT YAMAGATA編集部

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こんにちは!VISIT YAMAGATA編集部です。 やまがた各地域のイベント情報や観光スポットなどのまとめ記事を定期的に発信しています。 また知る人ぞ知るやまがたのディープな情報もご紹介しています。

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山形県の内陸部は山に囲まれた盆地のため、夏は非常に暑く、うだるような日々が続きます。

1933年に40.8℃を記録し、なんと74年間日本の最高気温記録を保持していたのが山形です。

トップの座を譲った今でも暑いのには変わりありません。

そんな暑い夏を乗り越えるため、いや逆に楽しんじゃおうと山形には「冷やし文化」というものがあります。

冷やしラーメン、冷たい肉そば、そして今回ご紹介する「冷やしシャンプー」。

今回は冷やしシャンプー発祥の理容室、山形市宮町のメンズ・ヘアリズムさんで、VISIT YAMAGAT編集部自ら体験してきました。

ただ冷たいだけじゃない、冷やしシャンプーの奥深さをご覧ください。

1. 冷やしシャンプーとは

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メントール系シャンプーを冷蔵庫や氷でキンキンに冷やし、頭の爽快感だけでなく、体の芯まで冷え冷えにしてしまう夏限定のサービスです。

使用しているシャンプーは、「山形県冷やしシャンプー推進協議会(*ひやしびと)」がこだわって作った専用のシャンプー!
*「ひやしびと」とは、山形県で夏に冷やしシャンプーをする理容師のことです
映画「おくりびと」脚本家、小山薫堂氏命名

その中身は、ただのメントール系シャンプーではなく、あくまでも冷やして使うことを前提に作られた特別仕様です。

トニックシャンプーは男性のイメージが強いですが、女性や子どもも使えるように配慮されています。

2. いざ、体験!

まずはともあれ、実際に体験してみましょう。

今回挑戦するのはVISIT YAMAGATA 編集部N氏。

どのような感じなのか、どのくらい涼しくなれるのか期待を膨らませての挑戦です!

<ここからは、編集部の実況中継でお届けします>

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おーっと、いきなりキンキンに冷えたシャンプーが地肌に触れたようです。

あまりの冷たさに、一瞬からだがビクっと反応しています。

初っ端からやられたようです!

本人曰く、この時点で-10度くらい冷えた感じだそうです。(あくまでも個人の感想です)

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まるで台湾シャンプーのように、ゴシゴシと洗っていきます。

マッサージみたいで、気持ち良さそうです。

すると、突然店主がシャンプーの入ったワインクーラーの方へ歩いて行きました。

店主がおもむろに何かを手に戻ってきました!!

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なんと手には氷を持っているではありませんか。

これで何をしようというのでしょう!!

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いきなり頭に氷を押し付けはじめました。
まるでツボ押しのようです。

すっかり冷たさに慣れてきたかと思った矢先の不意打ちに、N氏もこの表情!                                                                

油断禁物ですね!

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でもどんどんと気持ちよくなってきた様子。

若干冷たさが麻痺しているのでしょうか。

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さあ、いよいよシャワーでシャンプーを洗い流します。

店主に「水にしますか?ぬるま湯にしますか?」と尋ねられ、「もちろん水です。」と気合十分。

※冷たさに耐えられない方は無理せずに、ぬるま湯でも大丈夫ですよ。

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次は、専用の冷やしトリートメントで仕上げです。

トリートメントも氷入りのワインクーラーでしっかり冷やされていました。

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トリートメントを洗い流して、タオルドライです。

すっかり体が冷え冷え!

かき氷を一気に食べた時と似たような感覚のようで、キーンとした感じなんだそうです。

そして、ドライヤーで乾かしていきます。

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もちろん冷風ですので、ご安心ください。

爽快感半端なく、汗ばんだ体もすっきり!

一風呂浴びるような感覚で、冷やしシャンプーをしたくなる気持ちがわかってきました。

3. 冷やしシャンプー誕生秘話

すっかり全国でも有名になった「冷やしシャンプー」。

冷やしシャンプーが誕生した背景やシャンプーのこだわりを店長大沼さんにお伺いしました。

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今では、多くのお店で冷やしシャンプーが行われていますが、元々は1995年頃に大沼さんが、夏の限定サービスとして冷蔵庫で冷やしたシャンプーを使用したのが始まりだそうです。

猛暑が続く山形の夏に、少しでもお客さまに涼しいサービスを提供できないかという思いからだったそうです。

その後、「冷やし中華はじめました」ならぬ「冷やしシャンプーはじめました」のポップが話題になり、メディアに取り上げられるように。

そして、一気に全国へ冷やしシャンプーが知られるところとなりました。

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次第に人気が出てくると、お父さんと一緒に子ども達も試したいと店を訪れました。
しかし、刺激の強いメントールシャンプーは子どもや女性には不向きでした。

では、どうにか子どもや女性でも安心して使えるトニックシャンプーを作れないかと試行錯誤。

メントール力を抑え、刺激を少なくすることで子どもや女性でも安心して使えるように。

でも、メントール力を抑えた分、爽快感が少なくなるのでは?と思ったのですが、冷やして使う事で爽快感は変わらないままなんだそうです。

冷やしたシャンプーとメントール感の絶妙なバランスが、ほかにはないオリジナルのシャンプーとなっています。

さらに、山形らしくさくらんぼエキスと月山の自然水を使用するというこだわりよう。

さくらんぼエキスには抗酸化作用があり、エイジングケアにも良いとか。

ただのメントールシャンプーではなく、ここまでこだわって作られているんですね。

4. 家でも楽しめる

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試してみたいけど、お店に行けない方。
自宅で冷やしシャンプーを試してみたい方。

そんな方へは、お店でも使用しているオリジナルのシャンプー&トリートメントがおすすめ。
ぜひご自宅でこの爽快感を味わってみてください。

もちろん保管場所は、浴室ではなく冷蔵庫ですよ!!

しっかり冷やしてご使用くださいね。

そして、ボトルの前にまずはお試しでという方には、使い切りタイプがおすすめです。

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使い切りタイプは、冷凍庫でシャーベット状にして使用すると爽快感が増すそうです。

この使い切りタイプは、山形市内のホテルでも夏のサービスとして使用されているんだとか。

偶然にもホテルで見つけた時は、ぜひ試してみてくださいね。

シャンプーは山形県冷やしシャンプー推進協議会の活動に賛同するヘアサロン(青い冷やしシャンプーののぼりが目印)のほか、山形駅内のお土産屋さんや物産館、ネットでも販売されています。

夏の山形土産の一つにぜひ加えてみてください。
ちょっとしたネタになるかも!

5.冷やしシャンプーを体験できるお店紹介

それでは、冷やしシャンプーを行っているお店をご紹介します。
「冷やしシャンプーはじめました」と書かれた青いのぼりが目印です。

今回お邪魔したメンズ・ヘアリズムさんでは、本記事でご紹介したよう流れで冷やしシャンプーをお楽しみいただけますが、実は、冷やしシャンプーの演出は各店舗によって違いがあり、カクテルシェーカーや冷酒の徳利などを使用しているお店もあるそうなんです。

いろいろなお店で冷やしシャンプーを試してみるのも面白いかもしれませんね。

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市町村 店名 住所 電話
東根市 ミヨシ理容室 東根市羽入2799-1 0120-344-489
東根市 カットハウス・タキ 東根市宮崎1-4-16 0237-42-0492
東根市 つかさ理容室 東根市神町南1-8-15 0237-47-2237
鶴岡市 高宮理容室 鶴岡市三瀬横町90 0235-73-2059
庄内町 ヘアスタジオ・アート 庄内町余目猿田20-27 0234-42-2516
山形市 ニューセンス 山形市久保田3丁目6-23 023-643-4821
山形市 カット・イン・ カワダ 山形市富の中1-1-14 ハッピーガーデン2 023-644-5530
山形市 メンズヘアリズム 山形市宮町5-8-1 023-623-3305
山形市 hair booth EXE 山形市成沢西1-1-21 023-688-6088
長井市 ヘアー&エステ オアシス 長井市時庭253-7 0238-84-4673
南陽市 ヘアーサロン 巴里院 南陽市宮内2434-7 0238-47-3758
新庄市 ヘアーショップ タマガワ 新庄市上金沢町5-30 0233-23-1308
新庄市 ナチュラルヘアーサイレベル4 新庄市万場町3-4 0233-22-6993
大石田町 バーバーショップ スガイ 大石田町大字大石田丁243-3 0237-35-3368
大江町 ヘアーサロン サクマ 大江町大字左沢465 0237-62-2542

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。

暑い夏をただ耐えて過ごすのではなく、逆に楽しんじゃおうという山形県民のおおらかさが、この冷やし文化を生んだのかもしれません。

山形は夏は暑く、冬はどっかり雪が積もります。
だから、四季がはっきりしていて、美味しい果物やお米が育ちます。

そして、それを原料に美味しい日本酒やワインが出来るのです。

暑さを楽しむ山形の「冷やし文化」、ぜひ一度体験してみてくださいね。

詳細情報

メンズ・ヘアリズム

メンズ・ヘアリズム

山形県山形市宮町5-8-1

023-623-3305023-623-3305

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