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【特集記事】蔵王の紅葉の名所「ドッコ沼」を手軽に楽しむおすすめコース|心もお腹も満腹です

ホシママ

ホシママ

旦那さんのUターン転職を機に家族で山形へ移住しました。 山形の人・自然・食に魅了され、今ではすっかり虜になっています。 県外の多くの方に山形の魅力を知っていただけるよう頑張ります! また、「山形の暮らしをより豊かに」をテーマに【やまがたぐらし】(https://fullpokko.com/)という個人ブログも運営中です。 今後も様々な角度で山形の情報を発信していきます。

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四季折々の表情が人気の山形を代表する観光地「蔵王温泉」。

今回は秋の紅葉を満喫する人気スポット「ドッコ沼」を周るコースの紹介です。
ロープウェイやリフトを利用してお手軽に、人気のカフェランチで満腹に、お土産屋さんで満足に、と 蔵王を楽しめる満喫コースとなっています。

1.蔵王の紅葉おすすめコース

今回紹介するのは蔵王温泉街から人気の紅葉スポット「ドッコ沼」を巡るコースです。

ロープウェイの利用や人気の飲食店などに立ち寄る「お手軽に美味しく楽しめるコース」となっています。

紅葉を楽しんだ後には、お土産や足湯が楽しめるおすすめスポットも紹介していますので、是非参考にしてみてください。

【コース概要】
①蔵王温泉街の「蔵王中央ロープウェイ」で鳥兜駅へ
②夏山リフト(中央第1ペアリフト)でドッコ沼へ
③ドッコ沼を散策
④ forest inn SANGOROでランチ
⑤蔵王温泉街の「お土産処 伊勢屋」で買い物と足湯
⑥お土産屋「まるしち」で蔵王名物「稲花餅」を購入

筆者も子連れで周りましたが、子どもがはしゃいで走り回ること以外は特に問題なく楽しむことができました(^-^)
実際に歩くのも、夏山リフト(中央第1ペアリフト)-ドッコ沼-forest inn SANGOROの間がメインとなります。
それぞれ歩いて数分の距離にあるので、程良い疲労感で紅葉を満喫できました。

2.蔵王中央ロープウェイで空の旅

旅の始まりはこちら。

蔵王温泉街の中心付近に位置する「蔵王中央ロープウェイ」です。
建物の周りが駐車場になっているので、車から降りてすぐロープウェイ乗り場まで向かうことができます。

まずは入り口付近のチケット売り場で乗車券を購入します。

【片道】  
 大 人: 800円
 小 人: 400円
 ペット: 300円
【往復】
 大 人: 1,500円
 小 人:    750円
 ペット:    500円
※大人は中学生以上、小人は小学生

ペット同伴可ということで、ペットと散策を楽しむ方も多いそうです。

ロープウェイの運行時間は1時間に1~3本となっています。
待合エリアには蔵王温泉の記念品やお土産もあるので、待ち時間に見てみると結構おもしろいですよ(^-^)

発車時刻になり、いざロープウェイ乗り場へ!

近くで見ると意外と大きいゴンドラに驚きました…。
なんと最大で101人も乗れるんだとか!
子どももゴンドラを見て大喜びでした(^-^)

なお、現在(2020年10月)はコロナ感染症対策のため、乗車人数の制限(半数)、消毒、検温、マスクの着用等の対策をとっています。

発車のベルがなり、いざ7分間の空の旅へ!!!
なんですが、御覧のようにゴンドラから紅葉は少ししか確認できず…。

…というのも、実は蔵王の紅葉は標高の高さで見頃がかなり変わってくるんです。
今回の目的地であるドッコ沼は最盛期なんですが、少し標高の低いロープウェイエリアの見頃はもう少し先(例年10月下旬)となります。

逆に言うと、見頃が「標高の高いところから順に下りてくる」ので、場所を変えれば長い期間紅葉を楽しむことができるんです(^-^)
この後紹介するドッコ沼は、このとき鮮やかな紅葉が見頃でした。

ちなみにですが、過去ロープウェイエリアが最盛期だったときの写真がこちら。

ゴンドラから見渡す山々の赤・黄・橙が本当にきれいでした。
※この頃になると山頂やドッコ沼付近では落葉し、紅葉が終わっています。

あっという間の7分。
終着の「鳥兜駅」に到着です。

駅内にはフードエリアもあり、玉こんにゃくやホットコーヒーをいただくこともできます。
お手洗いもこちらで済ませておきましょう(^-^)

3.夏山リフトでドッコ沼へ

ドッコ沼へは鳥兜駅から少し山を下る必要があります。
鳥兜駅からドッコ沼方面の様子です。

麓に見える三角屋根の建物付近がドッコ沼エリアです。

トレッキングコースも整備されているので、ゆったりと紅葉を楽しみながら向かうこともできますが、個人的には夏山リフト(中央第1リフト)の利用がおすすめです!
こちらをご覧ください。

山々の鮮やかな紅葉をゆったりと見渡すことができるんです(≧-≦)
しかもゴンドラとはまた違い、秋風をじかに感じることができるのもポイント。
雪景色以外のリフト、思っていた以上に楽しむことができました(^-^)
※天候によっては上着が必要な程寒い場合があるのでご注意下さい。

夏山リフトの料金は以下の通りです。

【片道】
 大 人: 300円
 小 人:150円
【往復】  
 大 人: 500円
 小 人:250円

行きはトレッキングコース、帰りはリフトを利用するというコースも人気だそうです。

4.ドッコ沼を散策

いよいよ今回の旅のメイン「ドッコ沼」へ!
リフトを降りて100メートルも進めばドッコ沼が見えてくるんです。
道端の紅葉も最盛期! 

木々の間から臨むエメラルドグリーンの水面に期待が膨らみます(^-^)

これまたあっという間にドッコ沼に到着です!

思わず「うわぁ~…」と溜め息が出てしまう程綺麗な景色が広がっていました。
赤や黄色に色づいた木々、エメラルドグリーンに染まる水面、時間の流れを感じさせる丸太ベンチ。

どれが欠けてもバランスが崩れてしまうんではないかと思う程でした。
地面を覆うコケすらも、この絵画のような景色に華を添えているように感じます。

今回台風が近づいていましたが、なんとか天気も持って見頃に間に合ってよかった(>_<)

ドッコ沼の畔には木のテーブルやイスも整備されています。

ゆったりと座って景色を楽しんだり、持参したお弁当をいただくこともできます。
熱々のコーヒーなんかもいいですね(^-^)

ちなみに、ドッコ沼の特徴であるこのエメラルドグリーン。
何故このような鮮やかな色になっているのかは未だにわかっていないそうです。

今回は平日の朝早めの時間に伺いましたが、台風の影響もあってかほとんど人がいませんでした。

見頃の休日には多くの観光客が訪れるそうなので、静かにまったりと散策したい方は平日の早めの時間がおすすめです。

詳細情報

どっこ沼

どっこ沼

山形県山形市大字上宝沢

5.forest inn SANGOROでランチ

紅葉を楽しんだ後は、ドッコ沼から歩いて2,3分の距離にある「forest inn SANGORO」のカフェでランチをいただきました(^-^)
三角屋根のログハウス調の建物が目印です。

SANGORO、店内の雰囲気もものすごく良いんです(≧-≦)

大きな木の柱や梁、木の床、薪を焚いた暖炉やストーブなどなど、冬の山小屋の魅力を全て詰め込んだような空間になっていました。
特に右下4枚目の席が個人的にはおすすめです(^-^)

これは冬の雪が積もった時の雰囲気もまた素敵でしょうね…。
実はSANGORO、カフェの他にも宿泊施設としても利用できるんです。
子ども達がスキーやスノボをする年頃になったら、泊まりで利用させていただきます!

今回は店員さんのおすすめで「SANGOROバーガー」と「クラムチャウダー」をいただきました。

①SANGOROバーガー

まずはSANGOROの名を冠したこちらのメニューからいただきました!
まず驚いたのが、かぶりついた瞬間に感じるバンズの食感です。

注文が入ってからトーストしているそうで、パリッとした食感と焼き目の香ばしさがたまりません(>-<)
そして想像以上に肉厚でジューシーな手作りパティ。
アボカドソース、トマト、チーズとの相性も抜群で、その旨味をさらに引き立ててくれます。

サラダとスープがセットになっているのもありがたいですね(^-^)

②クラムチャウダー

こちらも人気メニューのクラムチャウダー。

ブレッドボールに溢れる程注がれたクラムチャウダーが見た目からしてもう美味しい一皿です。
一口食べた瞬間からあさりの濃厚な香りと旨味が広がります(≧-≦)

単体でスープをいただくのもよし、ナイフとフォークでカットしたブレッドを浸すのも良し、オニオンリングを沈めていただくのも良しです。

この日は上着がいるほど肌寒かったんですが、アツアツのクラムチャウダーが本当に身体に沁みる程たまりませんでした。

これ、冬にウィンタースポーツを楽しんだ後にいただいたら絶対ヤバイです。
これだけのために冬のトレッキングとかしたくなりました(笑)

お店の外にはアスレチック広場やトランポリンなどのアクティビティも整備されています。

しかもこれらの設備、誰でも利用可なんだとか…。
SANGORO、子連れにもおすすめですよ(^-^)

おなかも心も満たされたところで、蔵王温泉街に戻ります。
この状態でのリフトは気持ち良すぎですね(笑)

寝過ごさないようにご注意下さい。

詳細情報

秋の蔵王★紅葉のドッコ沼と中央高原散策ガイドツアー (往復ロープウェイ+ランチ付き♪)

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紅葉真っ只中の蔵王中央高原を山岳インストラクターがご案内するおすすめのプランもあります☆

6.お土産処 伊勢屋でお買い物と足湯を満喫

さてさて、紅葉を楽しんだあとはもう1つのメインイベント、お土産屋さんに向かいます。

今回紹介するのはロープウェイ乗り場から道路挟んで向かい「湯の花茶屋 新左衛門の湯」に併設する「お土産処 伊勢屋」です。

店内には山形の食のお土産(入り口向かって左側)や

伝統工芸品(入り口向かって右側)などが並びます。

その中でも、店員さんのおすすめの商品を3つ伺ってきました!

①おすすめ商品 その1 新左衛門まんじゅう

おすすめ商品その1は限定商品の「新左衛門まんじゅう」です。

栗あんを中心に、良質の小豆で作ったこしあんを柔らかい皮で包んだお饅頭です。
限定商品ということもあり、よく売れているそうです。

②おすすめ商品 その2 山形名物玉こんにゃく

2つ目は山形名物の「玉こんにゃく」!

なつかしいその味は山形のソウルフードと言っても過言ではありません。
ちょっとした軽食や晩御飯の一皿としても重宝します。
お手軽にいただけるように、味付も販売しているのがありがたいですね(^-^)
からしを付けるのがおすすめです。

③おすすめ商品 その3 ソフトクリーム

山形は「ラ・フランス」の生産量日本一というのを御存じでしょうか?
なんと全国の生産量の8割を占めているんです。
そのラ・フランスの豊かな香りをそのまま閉じ込めたのがこちら!

一口ほおばるとラ・フランスの香りと甘さが口いっぱいにひろがります(≧-≦)
濃厚な味わいが人気の「濃厚プレミアムバニラソフトクリーム」もおすすめです。

その他にも、山形を代表する銘菓や地酒、伝統工芸品なども豊富に揃っていました。

見るだけでも楽しいので、是非足を運んでみてください。

そして伊勢屋のお土産以外の魅力がこちら!

そうなんです、足湯を楽しむことができるんです!
しかも源泉かけ流し100%という贅沢ぶり!
ソフトクリームを頬ばりながら足湯に浸かった日には、もうこちら側に戻ってこれない可能性があるのでご注意下さい(^-^)
※感染症対策のため、現在有料となっています(100円(小学生以下無料))。

今回ご紹介した「伊勢屋」は、 湯の花茶屋「 新左衛門の湯」に併設しているお土産屋さんで、様々なお湯が楽しめる大露天風呂、山形牛や十割りそばを味わえるお食事処もある日帰り入浴施設となっています。

ここだけでも蔵王温泉を楽しめるスポットでした(^-^)
※コロナ対策のため、マスクの着用、入り口での消毒に御協力ください。

 

詳細情報

【特集記事】蔵王温泉・日帰り入浴| 湯の花茶屋 新左衛門の湯

【特集記事】蔵王温泉・日帰り入浴| 湯の花茶屋 新左衛門の湯

「新左衛門の湯」「お土産処 伊勢屋」の詳しい情報はこちらから!

7.お土産センターまるしち で蔵王名物「稲花餅」

最後に紹介するのは蔵王名物の「稲花餅(いがもち)」です。
この稲花餅、以前は多くのお店で扱っていたそうですが、現在は今回紹介する「お土産センター まるしち」を含め5店舗のみの販売となっています。
原材料はほぼ同じですが、お店ごとに分量や製法が異なるため、同じ稲花餅でも特徴があるんだそうですよ(^-^)

「お土産処 伊勢屋」から北に200メートル進むと「まるしち」に到着です。

こちらのお店でも蔵王のみならず、山形県内のお土産や特産品が並んでいました。

そしてお目当ての稲花餅がこちら!

なんとまだお昼過ぎにも関わらず、最後の1つとなっていました。
流石の人気です…。
売り切れの場合も常にお店で製造しているそうなので、お店の方に確認するのがおすすめです。
タイミングが合えば、出来立てをいただくことができるかもしれません(^-^)

餅の下に敷いてある笹は、地元蔵王で採った本物の笹を使用しています。

笹の葉の香りがほのかに餅にうつり、何とも言えない豊かな風味となっていました。
甘さを抑えた「こし餡」ともちもちの食感がたまりません!

ちなみに、餅の上に乗っている黄色い粒はお米の粒なんです。
まるしちでは山形県の花「紅花(べにばな)」で染めることにこだわっているとのこと。
鮮やかな黄色が見た目にもかわいい一品でした(^-^)
※コロナ対策のため、マスクの着用、入り口での消毒に御協力ください。

8.まとめ

今回は、山形の人気観光地のおすすめコースを紹介ました。
人気スポットの「ドッコ沼」の景色は噂以上に魅力的です。

ロープウェイやリフトを利用すれば比較的少ない運動量で楽しむことができました。
お腹も心も満たされる、魅力あふれる蔵王の紅葉。
是非足を運んでみてください(^-^)

詳細情報

秋の蔵王★紅葉のドッコ沼と中央高原散策ガイドツアー (往復ロープウェイ+ランチ付き♪)

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