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【特集記事】鶴岡公園周辺|酒井家庄内入部400年!レトロな建物やノスタルジックな街並みを散策

ハシゴダカ

ハシゴダカ

2018年に庄内町地域おこし協力隊として移住、現在はフリーランスWebライター・コピーライター・ディレクターとして活動。新東北みやげコンテスト入賞「燻製バスクチーズケーキ」の製造・販売も手掛けます。Twitterで情報発信しています!(https://twitter.com/hashigodaka_com)

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鶴岡市の中心部・鶴岡公園周辺には、明治・大正時代の雰囲気を感じられる建物が残ります。

2022年に酒井家庄内入部400年の節目を迎え、歴史が残る街並みへの注目度も上昇中。

そんなレトロな見どころを、一挙に紹介します!

1.致道博物館

はじめに訪れたのは、致道博物館。

ここはかつて、庄内藩主・酒井家の御用屋敷だった土地。

現在は、重要文化財に指定されている複数の建物が移築されています。

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駐車場に到着すると、早速入部400年を知らせる看板やのぼりが並びます。

街全体で盛り上がっている雰囲気ですね!

まずは受付へ向かいます。

すでに、普段は見慣れない雰囲気の建物が見えていて、圧倒されます・・・!

館内は、このような配置。

建物同士はそれほど離れておらず、それぞれ歩きながらじっくりと見て回れますよ。

入館受付を通ると、お土産品が並ぶ売店があります。

お香など雑貨も多く、コンパクトながら女性でも楽しめる品揃えは嬉しいポイント!

そして、いよいよ入場!

どちらを見回しても立派な建物が建ち並び、どこから見るか迷ってしまいます。

では、実際に伺った施設をひとつずつ紹介します!

・旧鶴岡警察署庁舎

はじめに紹介するのは、こちらの旧鶴岡警察署庁舎です。

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入場前から目立っていたこの建物。

国指定の重要文化財で、明治期に創建された警察署だそうです。

建築当初は馬場町にありましたが、1956(昭和31)年に現在の場所に移築されました。

鮮やかな水色が特徴的で、これは創建当時の姿を復原しています。

実はこちら、2017(平成29)年の修復工事までの長い間、外壁は白色だったそうです。

修復工事中に本来の青い塗装が発見され、この色の再現に至ったのだとか。

建物に入ってみると、床などの木材も可能な限り当時のものがそのまま残されています。

さて、こちらの部屋は何に使われていたか、わかりますか・・・?

正解は、「取調室」でした。

取り調べを受ける人の座る位置が一段低くなっていて、これが珍しい造りだそうです。

なんだか、時代劇で見たお白洲の名残のようにも感じられますね。

そして2階に登ると、敷地全体を見渡せるいい眺めが!

後ほど紹介しますが、奥に見える「旧西田川郡役所」は修復工事中でした。

・重要有形民俗文化財収蔵庫・民具の蔵

続いては、「重要有形民俗文化財収蔵庫」と「民具の蔵」。

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それぞれその名の通り、当時の暮らしや文化を表す貴重な品が並びます。

こちらは「バンドリ」と呼ばれる、重い荷物を背負う際の背中当て。

装飾が施されたバンドリは、庄内独特の文化なんだとか。

こちらの収蔵庫をはじめ、致道博物館にある重要有形民俗文化財は何と5,350点!

貴重な品がこんなにも・・・驚きですね。

・旧庄内藩主御隠殿・酒井氏庭園

続いてこちらは、「旧庄内藩主御隠殿」です。


画像提供:致道博物館

こちらは、藩主のご隠居所として実際にこの地で使われていた建物です。

当時、江戸から船で運んで移築されたという歴史があるそうですよ。

建物の中では、江戸時代の鶴ヶ岡城や酒井家に関する展示を見ることができます。

庄内藩で盛んに行われていたという、磯釣りに関する展示も多く見られました。

そして、御隠殿の奥に望むのが「酒井氏庭園」という見事な庭園です。


画像提供:致道博物館

こちらは、国指定名勝となっており、「書院庭園」という造りは東北地方の中でも珍しいのだとか。

御隠殿から眺める庭園は美しく、非日常感がありますね。

・旧渋谷家住宅

続いては、茅葺き屋根が特徴の「旧渋谷家住宅」を紹介します。

こちらは鶴岡市(旧朝日村)の田麦俣地区から移築された民家です。

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兜のようなこの屋根は、生活の変化に合わせて後から改築されたもの。

というのも、明治以降に養蚕が生業となったため、風通しや日当たりの良さを求めて高窓が取り付けられ、この形になったそうです。

建物の中は、まさに昔の暮らしを再現しています。

当時実際に使われていた織り機。

2階には、米づくりなどに使われた道具が展示されています。

まるで、明治時代にタイムスリップしたかのような雰囲気です。

・旧西田川郡役所

最後に紹介するのは、「旧西田川郡役所」です。

1879(明治12)年に馬場町に落成し、1970~72(昭和45~47)年に現在地に移築復元されました。


画像提供:致道博物館

こちらは2022年6月の取材当時、修復工事中で足場が組まれており館内の見学は叶いませんでした。

修理工事を終えるとまた見学できるようになるとのことで、楽しみですね!

詳細情報

致道博物館

致道博物館

山形県鶴岡市家中新町10-18

0235-22-11990235-22-1199

2.鶴岡カトリック教会天主堂

次に訪れたのは、鶴岡カトリック教会天主堂。

致道博物館からは徒歩で9分ほど。

緑豊かな鶴岡公園のお堀の周りを歩くと、美しい教会が見えてきます。

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入り口には立派な門が構えていて、敷地内には幼稚園が併設されています。

教会であることから、原則的に誰にでも開かれています。

自由に中を見学したい場合は、看板に記載されているミサの時間と重ならないように確認しておきましょう。

こちらが正面です。

東北地方では最古となる様式で建築されているそうですよ。

そして、足を踏み入れると、聖堂内部は天井が高く厳かな雰囲気。

中央の祭壇には、イエス・キリストなどの像が安置されています。

こちらの「黒い聖母マリア像」は世界的にも珍しく、日本で見られるのはここだけ。

1903(明治36)年、この教会が出来上がったときに、フランスの修道院から寄贈されたそうです。

そして目を引くのが、こちらの美しい「窓絵」。

これはステンドグラスではなく、絵が描かれている透明な紙を2枚のガラスで挟んだもの。

このような窓絵が見られるのも、日本国内でこの建物だけ。

それだけでも見に行く価値がありますね。

それぞれ絵柄の違う窓絵が、両側の壁に並びます。

ぜひ、この珍しい作品を直接訪れてご覧いただきたいです!

詳細情報

鶴岡カトリック教会天主堂

鶴岡カトリック教会天主堂

山形県鶴岡市馬場町7−19

0235-22-02920235-22-0292

3.丙申堂・釈迦堂

・旧風間家住宅 丙申堂

続いて紹介するのは、国指定重要文化財の「旧風間家住宅 丙申堂」です。

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鶴岡カトリック教会天主堂から近く、徒歩2分ほどでこの門が見えます。

風間家は、江戸時代に庄内藩の御用商人として呉服屋などを営む豪商でした。

明治に入ると貸金業に転じ、大地主として鶴岡の産業振興などにも注力していたそうです。

丙申堂の特徴は、この「杉皮葺きの石置屋根」です。

約4万個の石が敷き詰められているそうで、他では見られない圧巻の光景です。

20年に一度、杉皮の葺き替えと石の洗浄を行っているそう。

考えるだけでも大変な作業ですね。

こちらは60畳もある板の間。

かつては食堂として使われていたそうです。

ここに仕えていた使用人など、沢山の人がここを行き来していたと思うと感慨深いですね。

たくさんの座敷が並ぶのも、特徴的な造りです。

接客用の小座敷からは、このように見ごたえのある庭園を望めます。

こちらの小座敷は、「蝉しぐれ」、「サムライマラソン」などの映画の撮影にも使われたそうです。

取材時は新緑が美しい季節でしたが、秋や冬の様子も見てみたくなりました。

詳細情報

旧風間家住宅 丙申堂

旧風間家住宅 丙申堂

山形県鶴岡市馬場町1-17

0235-22-00150235-22-0015

・風間家旧別邸 無量光苑 釈迦堂

続いては、風間家の旧別邸「無量光苑 釈迦堂」です。

丙申堂でお話を伺っていたところ、「釈迦堂はツツジが見頃だよ」と紹介いただき、予定に無かったのですが訪れてみました。

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こちらは風間家の別邸として、主に客人の接待のために使われたそう。

それでは早速、庭園を覗いてみましょう。

なんと、白やピンクのツツジがちょうど満開!

最高の時期に訪れることができました。

釈迦堂の中から庭園を望むと、なんとも素敵な雰囲気。

誰が撮っても映える写真になりますね。

庭園にはツツジのみならず、様々な花木が植えられています。

四季折々の表情を楽しめそうですね。

縁側でゆったりと庭を眺めるだけの時間も、幸せなひととき。

ここが中心市街地とは思えない光景です。

庭はとても広く、敷地全体で820坪もあるそうです。

観光で訪れた際は、丙申堂だけでなく釈迦堂の庭園もぜひ体感していただきたいです!

詳細情報

風間家旧別邸 無量光苑釈迦堂

風間家旧別邸 無量光苑釈迦堂

山形県鶴岡市泉町6−20

0235-22-00150235-22-0015

4.庄内藩校 致道館

続いては、国指定史跡の「庄内藩校 致道館」です。

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致道館は1805(文化2)年に、退廃した土風を刷新し庄内藩政の振興を図るために創設した藩校です。

現在は一般公開されています。

当時の教育に関する資料が数多く展示されている施設です。

こちらの大きな建物は、始業式などの行事で生徒が集まるための「講堂」だったそうです。

内部には、庄内藩に広く普及した学問「徂徠(そらい)学」に関する資料などが並びます。

藩の指導者的な立場にあった人も、徂徠学を学んでいたそうですよ。

また、酒井家庄内入部400年を記念した、入部から幕末までに関する展示も行われていました。

講堂周辺を眺めてみます。

奥に見える現代的な建物との対比も、なんだか情緒的で素敵ですね。

庄内藩や徂徠学の事前知識がなくても、「庄内藩と西郷隆盛との繋がり」など興味深い展示が盛りだくさん。

鶴岡公園のすぐ目の前なので、周辺を観光する際にはぜひおすすめしたいポイントです。

詳細情報

庄内藩校 致道館

庄内藩校 致道館

山形県鶴岡市馬場町11-45

0235-23-46720235-23-4672

5.大寶館

次に訪れたのは、鶴岡公園にあるレトロな雰囲気の「大寶館」です。

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鶴岡公園のお堀沿いを歩くと、このように洋館が見えてきます。

こちらの建物は大正初期の洋風建築で、鶴岡市の有形文化財に指定されています。

大寶館では、鶴岡にゆかりのある人物の資料が展示されています。

今年は、酒井家庄内入部400年ということで、旧庄内藩主酒井家17代当主・酒井忠明氏にまつわる展示を見ることができました。

今回は取材ということで特別に許可を得て撮影させていただきましたが、大寶館の内部は撮影禁止となっています。

このほか、明治時代の文豪・高山樗牛(たかやま ちょぎゅう)氏や自然科学者・松森胤保氏(まつもり たねやす)にまつわるものなど、多数の展示が並びます。

左右対称でシンプルながら美しい外観も含め、見応えがありますよ!

詳細情報

大寶館

大寶館

山形県鶴岡市馬場町4-7

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6.鶴岡公園・荘内神社

・鶴岡公園

そして最後に、今回紹介した各名所の中心地とも言える鶴岡公園に向かってみます。

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酒井家が居城としていた、鶴ケ丘城址。

鶴岡公園の中を歩いていて目に付くのが、新緑や花の美しさです。

藤の花もちょうど開花する時期で、あたりには良い香りが漂っています。

遊歩道が整備されており、ウォーキングをする市民もチラホラ。

新しくて綺麗なトイレも備わっています!

水場もあり、水の流れる音にも癒やされます。

リフレッシュできる眺めですね。

天気の良い日は、ここでピクニックランチを食べるのも気持ちが良さそう!

水辺の散策も可能です。

たくさんのアヤメが咲き始めていました。

思わず見とれてしまうほどの数です!

春には桜の名所として賑わう鶴岡公園。

散策するコースにはピッタリで、おすすめです。

詳細情報

鶴岡公園

鶴岡公園

山形県鶴岡市馬場町4

0235-25-21110235-25-2111

・荘内神社

さらに、鶴岡公園内に位置する荘内神社にも足を踏み入れます。

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いきなり目に飛び込んで来たのが、この「花手水」!

なんともかわいい・・・!

取材時も、写真を撮る多くの女性客で賑わっていました。

こちらの花手水は、SNSでも話題の人気スポットなんです。

荘内神社がある場所は、かつてのお城の跡地。

神社には、4人の庄内藩主が祀られているそうです。

歴史を感じる場所ながら、一方では「花手水」や「水みくじ」など、若い世代を引きつける魅力もあります。

時期によって様々な種類の美しい御朱印をいただけることも、高い注目度に繋がっているそうです。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

こちらで、今回の散策は終了!

歩いて回れる距離なので、短い時間でもたっぷり楽しめました!

詳細情報

荘内神社

荘内神社

山形県鶴岡市馬場町4-1

0235-22-81000235-22-8100

7.アクセス情報

・鶴岡駅から

最後に、鶴岡公園周辺までのアクセス情報を紹介します!

JR鶴岡駅から鶴岡公園までは、徒歩だと約25分。

暑さや寒さが厳しい時季だと、往復するのは少し辛い距離ですね。

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バスの場合は、鶴岡駅前の乗り場から11分ほど。

「鶴岡市役所前」バス停で下車すると、鶴岡公園は目の前です。

巡回バス「鶴岡市内廻り2コース」など、複数の路線で利用可能です。

そして、もうひとつおすすめしたいのが、無料で利用できる「レンタサイクル」です!

鶴岡駅前の複合施設「つるおか食文化市場 FOODEVER」で自転車を借りられます。

施設内にある観光案内所で手続きをすればOK!

利用時間は朝9時から夕方5時まで。

返却は、当日中のみとなっています。

鶴岡公園までは自転車で10分程度。

レンタサイクルで気軽に巡れる、ちょうどいい距離です!

天気が良い日は、無料のレンタサイクルで鶴岡公園周辺の街並みを楽しんでみてはいかがでしょうか?

・鶴岡公園周辺

今回の記事で紹介したおすすめスポットは、ご覧のような位置関係になっています。

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徒歩で気軽に巡れる近さだとお分かりいただけましたでしょうか?

致道博物館の駐車場付近からは、こちらの案内板を参考にするのが良いでしょう。

2022年は酒井家庄内入部400年ということもあり、それぞれの施設で特別展なども開催されています。

また改めてお伝えしたいようなグルメスポットも、周辺にはたくさんあります。

ぜひ、鶴岡市のノスタルジックな街並みを体感してみてくださいね。

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