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【特集記事】ほっと湯めぐり&食めぐり かみのやま温泉で過ごす贅沢旅
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佐藤なおみ
宮城県石巻市出身、山形市在住のOLです。美術館・博物館めぐり、温泉、食べ歩きなどが趣味です。同年代の若い女性にも、山形の魅力を知って頂けるような記事を書けるよう頑張ります。講談社『with』の公式ライターもしております。※取材オフショットなど→Instagram(http://bit.ly/2OF8aPy)
※この記事は2019年1月に掲載したものです。
こんにちは、ライターの佐藤なおみです。
今年の冬は例年に比べて雪が少ない山形。
遠方から観光に来られる方にとっても、比較的過ごしやすいのではないでしょうか。
特に、雪がちらつく温泉街はとってもロマンチックです。
今回はそんな雪景色のなかで、日ごろの疲れを癒しながら楽しめる旅行プランを提案したいと思います。
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日・営業形態が本記事と異なる場合があります
最新の営業状況や感染予防対策につきましては、事前に店舗にお問合せください
■温泉城下町、ようこそ「かみのやま温泉」へ
山形県上山市にある「かみのやま温泉」は、開湯560年余りの長い歴史を持つ温泉です。
かつては上山城の城下町として栄え、その名残りがまちの至るところに今も感じられる素敵なまちです。
山形市からは車で30分ほど、東京からは直通の新幹線で3時間弱ほどとなっており、アクセスも非常に便利なことで知られます。
■古民家で味わうとっておきのそば
駅に降り立ったらまず初めに、腹ごなしといきたいところ。
山形といえばぜひ味わって頂きたいのが「そば」です!
こちら『手打ちそば たから亭』さんは、二八の手打そばで有名なお店。
山形・北海道産のそばの実を石臼にて自家製粉し、地下120mの深層天然水を使用しています。
冬の寒い季節におすすめするのは、県産「さくらんぼ鶏」が乗った「鶏そば」です。
このさくらんぼ鶏とは、山形県産さくらんぼの果汁を混合した飼料で育った、まさに「山形ならでは」の鶏。
程よく脂の乗った身はぷりぷりとした食感で、そばのスープの優しい甘さを引き立ててくれます。
他にも「にしんそば」や「鴨つけそば」など単品の人気メニューや、御膳(※要予約)などもあるので、広いお座敷で庭を眺めながらゆっくりと味わって頂きたいです。
駅からは車で5分ほどなので、市内を循環する市営バスや、地元のタクシーを利用すると便利ですよ。
詳細情報
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手打ちそば たから亭
〒999-3125 山形県上山市 金生東2丁目6-19
023‐673‐3103023‐673‐3103
■カランコロン♪下駄を鳴らして湯めぐりへ
お腹が満たされたあとは、湯めぐりへ出掛けてみてはいかがでしょうか。
かみのやま温泉には5つの公衆浴場が点在しており、入浴料はなんと一律150円(洗髪料は別途掛かります)!
こちら「下大湯共同浴場」はそのなかでも最も古い共同浴場で、たくあん漬けを考案したとされる沢庵禅師も浸かったという言い伝えがあります。
のれんをくぐると目の前には券売機が。番頭さんにチケットを手渡すスタイルに懐かしさを覚える方も多いのでは?
少し熱めのお湯に浸かると、外で冷えた身体が一気に芯まで温まります。
地元の方も気さくに話しかけてくれるので、そんな交流も湯めぐりの一興ですね。
詳細情報
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下大湯共同浴場
〒999-3153 山形県上山市十日町9-30
さてもう一軒おすすめしたいのが、「新湯 澤の湯」です。
住宅街の路地にひっそりと佇むこちらの共同浴場は、円形の浴槽が特徴的。
深さもかなりあるので、肩までゆっくり浸かることができます。
そしてさらに注目して頂きたいのが、大空を優雅に舞う鶴が描かれた美しいタイルです。
髙い天井のおかげもあり、開放感に溢れています。
詳細情報
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新丁共同浴場鶴の湯
〒999-3152 山形県上山市新丁7-54
■五感が満たされる宿で過ごす最高のひととき…
そして今夜の宿泊先である、上山市湯町の「花明りの宿 月の池」さんにチェックイン。
かみのやま温泉の中でも大変人気の高いお宿で、特に幅広い年齢層の女性から支持されています。
その理由は丁寧なおもてなしに始まり、モダンかつシックなインテリアの数々、山形の食材を活かした料理など挙げたらキリがありません。
まずチェックイン後は、こちらのロビーでほっとひと息。
美味しいお茶と甘味を頂きながら、長旅の疲れを癒してください。
ウェルカムドリンクも種類豊富で、贅沢にも県産の赤ワインが味わえるので要チェックです。
自由に選べる浴衣は、色もデザインもこんなに多彩!
思わずどれにしようか迷ってしまいそうですね。
(花明りの宿 月の池様ご提供)
そして浴衣に着替えたあとは、お宿自慢のお風呂へ。
女性用は内風呂1つ、露天風呂が2種類あります。
こちらの「笹舟」は、源泉かけ流しの贅沢な1人用のお風呂。
(花明りの宿 月の池様ご提供)
また、明かりが浮かぶ檜風呂では16時~20時の間、桝酒も堪能することが出来ます。
冬の季節はお酒片手に「雪見風呂」が醍醐味。わたしもついつい長風呂をしてしまいました。
お風呂でリラックスし、お腹が減ったいよいよお楽しみの食事会場へ。
山形の旬の食材をふんだんに使った前菜に始まり、新鮮なお造り、冬ならではのチーズ鍋が続きます。(献立は季節により変更があります。)
特に注目して欲しいのが、名物の『だだちゃ豆の秘伝流し』です。
山形・庄内地方で有名な在来種の枝豆「だだちゃ豆」は、収穫期が短く「まぼろしの枝豆」とも呼ばれます。
とろけるような舌触りはもちろんのこと、枝豆とはにわかに信じられないスイーツのような甘さにも驚くはずです。
ほかにも山形牛は、酒田産のワインで作られた「ワイン塩」で頂きます。
ほろりと苦い大人びた味は、噛むほどジューシーな肉汁が溢れるお肉と相性がぴったりです。
また朝食は、品数豊富なのにどれもヘルシーなものばかり。
まさに五感が満たされる素敵なお宿でした。
お料理もお部屋も用途に合わせてさまざまなプランがあるので、ぜひ公式ホームページを見てみてくださいね。
詳細情報
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花明りの宿 月の池
〒999-3156 山形県上山市湯町3-10
023-672-2025023-672-2025
■山形の新たな名物?!おみやげは『山形プリン』で決まり
旅行の醍醐味といえば、おみやげ選びも欠かせないですよね。
山形といえば「さくらんぼ」や「ラ・フランス」などのフルーツがとても有名。
そんな旬の味を山形県産のやまべ牛乳、紅花卵を使用したなめらかプリンと共に味わうことのできるのが、こちら「山形プリン」です。
県産のナポレオンを使った「さくらんぼ」や、地元の農家から直接仕入れた、鮮度の高い大粒果実がゴロゴロ入った「シャインマスカット」をはじめ、味は全部で5種類です。(2019年1月現在)
さらに早起きが得意な方に朗報ですが、賞味期限10分、1日20食限定の生プリンもあります。
オリジナルギフトバッグや保冷剤もあるので、ぜひ山形の味をご家庭でもご賞味くださいね。
詳細情報
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山形プリン
〒999-3242 山形県上山市葉山4-33
023-665-1955023-665-1955
山形の冬の魅力を堪能できるのは、この季節がいちばん。
ぜひ皆さんも遊びに来てくださいね。
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