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【特集記事】gura ~グラ~ |山形の「食」・「デザイン」・「人」が集まる「まちなかの居場所」
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ホシママ
旦那さんのUターン転職を機に家族で山形へ移住しました。 山形の人・自然・食に魅了され、今ではすっかり虜になっています。 県外の多くの方に山形の魅力を知っていただけるよう頑張ります! また、「山形の暮らしをより豊かに」をテーマに【やまがたぐらし】(https://fullpokko.com/)という個人ブログも運営中です。 今後も様々な角度で山形の情報を発信していきます。
2018年3月17日にオープンした山形市旅篭町の新スポット「gura」のレポートです!
「食」・「デザイン」・「人」が集まる「まちなかの居場所」をコンセプトとした複合施設、是非ご覧ください!
※2023年10月12日情報更新
1.gura ~ぐら~ とは?
2018年3月17日、山形市の旅篭町に「食」・「デザイン」・「人」が集まる「まちなかの居場所」をコンセプトとした複合施設「gura」がオープンしました。
「旧木村邸」の石蔵・土蔵をそれぞれ復元・再生した建物には、レストラン・クラフトストア・ラウンジホールといった、山形を満喫できるスポットが揃っています。
筆者も定期的に利用させていただいていますが、足を運ぶ度に新しい発見がある大好きな場所です(^-^)
突然ですが、guraの名前の由来を御存知でしょうか?
土蔵や石蔵といった「蔵」を起点としていること、また訪れた人の心を「ぐらっ」と感動させたいという想いが「gura」の由来となっています。
土と石をイメージした家紋のようなロゴもとても魅力的です(^-^)
2.guraの施設の紹介
施設は大きく4つのスポットがあります。
施設の敷地内手前から①レストラン、②クラフトストア、③ eigyokudo Cafe gura 山形店、そして①~③に沿うように④芝生スペースがあります。
3.四季と生産者を「つなぐレストラン」
まずは施設内で1番手前にあるレストランの紹介です!
四季と生産者を「つなぐレストラン」をコンセプトに、県産食材を使用したイタリアンがいただけます。
入口の様子がこちら。
店内の様子がこちらです。
広場側は壁一面が窓!
天井も高く、開放感抜群の空間が広がっていました(^-^)
各席から臨める外の景色で、山形の四季の移り変わりを感じることができます。
レストラン内の壁に使用されているこちらの石材は、解体し保存してあった明治時代の石材「中川石」。
県内の上山市(かみのやまし)や南陽市(なんようし)で採れていたもので、現在はもう採掘されていない貴重な石材なんです。
こちらの石材はレストランのほかにラウンジホールでも使用されています。
ちょうどこの日は雪模様。
静かな店内と石造りの壁、空からしんしんと降る雪がとても幻想的で、お料理が来るのが少し名残惜しいほどでした。
①定番!!guraセット
今回はランチメニューの中から「定番!!guraセット」をいただきました。
まず運ばれてきたのは、新鮮な朝採れ野菜を使用した「前菜盛り合わせ」。
サラダにフライドポテト、カポターナ、カプレーゼ、フォカッチャ、フリッタータ、スープと前菜でこのボリューム感!
顔が見える農家さんと直接取引で仕入れている厳選野菜、季節や仕入れ状況で内容も変わるということで、どんなサラダになるか楽しみですね(^-^)
そして注目していただきたいのが、こちらの器。
長井市の陶芸家である和久井修さんが制作したguraオリジナルの器なんです。
2022年4月からは実際に購入することもできるそうなので、是非手に取ってご覧ください。
料理の美味しさを引き立ててくれる一生モノの器になりそうですね。
メインのパスタは数種類から選ぶことが可能。
今回はおススメの「舟形マッシュルームのクリームスパゲッティ」をセレクトしました。
運ばれてきた瞬間にふわりと香るマッシュルームの香りがたまりません(≧-≦)
パスタのクリームにもマッシュルームのピュレが入っており、さらに生のスライスマッシュルームもたっぷりとトッピングされています。
まさに舟形マッシュルームづくしの一皿!!!
撮影も早々に、早速いただきます。
濃厚なクリームの味わいとマッシュルームの香りが驚く程絶妙です(≧-≦)
パスタの茹で加減も丁度良く、噛むほどにパスタの香りも広がり、美味しさが加速していくかのよう…。
なんかもう…、ただただ美味しいです 笑
(語彙力!)
そして驚くのが生マッシュルームの独特の食感と上品な風味!
パスタに絡めるのもおすすめですが、是非単品でそのまま味わっていただきたいです(^-^)
食後はデザートとドリンクがいただけます。
こちらも甘さ控えめで上品な味わい。
ゆったりとした空間の中で極上の時間を堪能できました。
②パスタセット
こちらのワンプレートランチも人気の一皿。
パスタセットは大盛無料なので、男性にも大満足のボリュームです。
③キッズセット
guraでは、お子様も一緒に美味しいランチをいただくことができます。
サラダ、エビフライ、ハンバーグ、トマトスパゲッティ、オレンジジュース(スープに変更可)と、子どもの大好きなメニューがぎゅっとつまった一皿。
大人も注文できるそうなので、ちょっと軽めのランチをいただきたいときにもおススメです(^-^)
④ディナー
ディナーは記念日などの特別な夜にもおすすめです。
あたたかく落ち着いたおしゃれな雰囲気と美味しい料理。
ご夫婦の記念日や大切な人のお祝いにも最適ですよ(^-^)
4.クラフトストア
次に伺ったのが、レストランの奥にある「クラフトストア」。
こちらではguraオリジナルのクラフト製品をはじめ、県内外からセレクトした魅力的なクラフトアイテムを購入することができます。
店内の様子がこちら。
天井の迫力ある梁と白を基調とした壁がとても印象的です。
もともと2階建ての建物を吹き抜けにしたということで、こちらも解放感のある空間になっています。
オープン当初から何度かお邪魔していますが、定期的に新しい商品が並ぶのもおすすめポイント。
ついつい足を運んでしまいます。
店内のクラフトアイテムは大きく分けて2種類。
1つはguraが県内外からセレクトしたアイテム、もう1つが職人さんと共同で制作したguraオリジナルのアイテムです。
それぞれおすすめの商品を伺ってきました!
①セレクトアイテム
まずはguraが県内外からセレクトしたアイテムの紹介です!
華やかな柄が印象的な鶴岡シルクを使用した小物や、
以前別の取材で伺った「家具工房モク」さんのアイテムも並んでいました。
玄関などのちょっとしたワンポイントにおすすめです。
詳細情報
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家具工房モクでの体験記事はこちら▼
【体験記事】家具工房モク|山形で育った木で作品作り~生活の中に木のある暮らしを~
足元のさりげないおしゃれに取り入れたくなる、ケンランドさんのカラーソックス。
ケンランドさんのソックスは履き心地も良く、使い勝手が良いアイテムなんだそうです。
こちらは和紙製品ブランドSIWAのアイテム。
和紙ですが、持ってみるとビックリするほど頑丈で軽いのが特徴。
時間とともににシワや風合いがつき、革製品のように、使い込むほどに自分だけのオリジナルに仕上がっていくんだそうです(^-^)
他にも、自分へのご褒美や、ちょっとしたプレゼントにもピッタリな焼き菓子も。
取材の最中ですが、紹介していただいたアイテムが素敵すぎて私の「自分へのご褒美リスト」が増えてしまいました 笑
もちろん、お土産にもおすすめです!
②gura craft(guraオリジナルのクラフト製品)
gura craftでは、職人さんと共同で「身近に感じることができる日用品」のデザイン開発を行っています。
職人さんの出番が昔に比べ少なくなっている昨今、山形の職人さんの技術に目を向ける機会を作りたいという思いが込められています。
①蔵模様の器
「南陽えぼし窯」さんがつくりあげた蔵模様の器。
まさにguraさんにピッタリの商品ですね(^-^)
厳選した土で焼き上げ、「なまこ壁」という工法で黒と白の幾何学模様を描いています。
②鋸目の皿
その名の通り鋸での製材時の素材感を楽しむことができます。
手掛けるのは、山形県天童市で将棋の駒や家具の部材などを作製している「佐藤工芸」さん。
使い勝手も良さそうで、お料理の美味しさも引き立ちますね。
③石工の皿
石垣の修復材や、昔ながらの石灯籠などを手掛ける「石工石沢」さん。
天然の石を加工する貴重な技術を持つ職人さんが、手打ちを中心に1つ1つ製作しています。
石素材なので、冷んやりしたデザートやお菓子にピッタリだそうです。
④四季のハンカチ
作り手の「itori(いとり)」さんは、草木染や紅花染など、糸を染めるところから織りまでを1人で仕上げているそうです。
縫い糸までリネン100%のものを使い、全て自然素材で仕上げているこちらのハンカチ。
山形の季節の移り代わりを色を通して表現しています。
⑤組子のトレイ
金山町産の金山杉を素材とした「三金山重菱(さんじゅうびし)」がモチーフのトレイ。
繊細な模様を、釘を使わずに組んでいます。
もともと障子や欄間(天井と鴨居との間に設けられる開口部材)に使用される組子をトレイにする。
こちらもとても素敵な発想ですね(^-^)
⑥大工のテーブル
釘を用いずに刻みを加えることで、木材を直角に繋ぐという宮大工ならではの技術で組み上げた逸品。
機械による加工ではなく、自らの手で削ることで木の癖を生かしているそうです。
一度組むと外れない、長年使用できるテーブルとなっています。
5.eigyokudo Cafe gura 山形店
guraの一番奥にあったラウンジホールに2023年2月にオープンした「eigyokudo Cafe gura 山形店」。
すぐ近くにある老舗和菓子店「榮玉堂本店」の8代目、小林啓吾さんが手掛ける話題のお店です。
eigyokudo Cafe gura 山形店では榮玉堂本店や仙台店で販売しているどらやきではなく、クロワッサンやチーズケーキを主力とした商品を販売しています。
毎日焼きたてを提供している榮玉堂本店のどら焼きは、朝から多くの方が購入し、お昼には完売することも。
「もし本店でどらやきを購入できなくても、ここに来てクロワッサンやチーズケーキを楽しんでいただきたい。
本店と一緒に親しんでもらえる場所に。」
そんな思いでお店作りをしています(榮玉堂本店の記事はこちら)。
店内の様子です。
カウンターやテーブルが貴重な中山石を使用した重厚な雰囲気に調和しています。
入り口近くのショーケースにはクロワッサンやチーズケーキをはじめ、焼き菓子やデニッシュなど様々な商品が並びます。
オープン当初に筆者も利用したことがあるのですが、そのときよりも更に種類が増えていました。
今回はおすすめの「Guraソフト×生キャラメルソース」、「チーズケーキ生キャラメル掛け」、「抹茶ラテICE」をいただきました。
① Guraソフト × 生キャラメルソース
こだわりのクロワッサン生地の上に濃厚なソフトクリーム、生キャラメルを合わせた商品です。
サクッとしながらも硬すぎずふわっと感もある繊細な食感でした。
看板商品のクロワッサンとソフトクリームの相性を良くするため、折込回数を増やして焼き上げています。
② チーズケーキ生キャラメル掛け
先ほどの「Guraソフト×生キャラメルソース」と同じく自家製の生キャラメルソースをかけていただきます。
このように自分の手でスイーツを完成させる体験が、更に美味しさをアップさせてくれます。
しっかりとした食感でありながら滑らかさも感じられます。
濃厚なキャラメルソースがチーズケーキの美味しさを引き立ててくれるぜひ食べてほしい一品です。
③ 抹茶ラテ ICE
おすすめスイーツと共に、抹茶ラテもいただきました。
抹茶特有のほろ苦さとクリーミーなミルクが口の中で広がります。
スイーツと一緒にいただけば、和と洋の絶妙なハーモニーを感じることができます。
小林さんはラテアートの世界チャンピオンから指導を受けたバリスタでもあります。
デザイン、性能ともに世界最高峰のエスプレッソマシンで淹れるコーヒーやラテアートもおすすめです。
メッセージ
榮玉堂8代目、営業部長の小林啓吾さんからメッセージをいただきました。
「2023年の2月に榮玉堂の3号店舗目として「eigyokudo Cafe」をオープンさせて頂きました。
本店榮玉堂から歩いて40mの場所、「gura」の1番奥の蔵でやらせていただいてます。
この店舗で一から仕上げるクロワッサンと、こだわりのチーズケーキが楽しめるカフェです。
季節限定商品も毎月出ているので是非ご利用ください。」
6.guraの基本情報
【レストラン】
☎023-665-5466
ランチ:11:00~14:00(13:30L.O.)
ディナー:18:00~22:00(FOOD/DRINK L.O. 21:00/21:30)
定休日:月曜 (祝日の場合営業) 日曜夜
※日曜夜の貸切は対応可能な場合あり
※ディナーは予約優先になります。アラカルトでの営業日はインスタグラムをご確認ください
【クラフトストア】
※現在リニューアルに向けて一時お休み中
☎023-674-0943
営業時間:
定休日:
【eigyokudo Cafe gura 山形店】
営業時間:9:00~18:00
カフェ:9:00~17:00 (L.O. 16:30)
定休日:月曜日・火曜日
詳細情報
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gura
山形県山形市旅篭町2-1-41
7.メッセージ
今回お話を伺った 株式会社 旅篭町開発 代表の後藤寛典さんから、VISIT YAMAGATAをご覧の皆様にメッセージをいただいてきました!
「『まちなかの居場所』をコンセプトにファミリーやご友人、ご年配の夫婦など、幅広い年代の方々が集える居場所を目指しております。
地域の方々にもご利用いただけるお店作りを行っていますので、是非一度遊びにきてください。」
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