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【特集記事】鶴岡サイエンスパーク|思わず誰かに話したくなる最先端の研究施設

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あいた
山形生まれの山形育ち。県外の人から「山形って何もないよね」と言われたのが悲しかったので 2020年から山形の魅力を発信するSNSを始めました。最近は、県内企業のSNSコンサルティングやSNSのセミナー講師、県内イベントのPRも行っております。【Twitter】https://twitter.com/yama_gata_pro【Instagram】https://www.instagram.com/yamagata___cafe/

鶴岡サイエンスパークには、思わず誰かに話したくなる“面白い研究”が集まっています。
「医療」「腸内細菌」「食」「未来の素材」など、私たちの暮らしに関わる最先端の研究が、なんと山形県・鶴岡市で行われているのです。
今回は、この場所でどんな研究が行われているのか、中でも話題の取り組みをピックアップしてご紹介します。
ぜひ、ご覧ください。
1. 鶴岡サイエンスパークとは

2001年に慶應義塾大学先端生命科学研究所が開設されて以来、ここをきっかけに数多くのベンチャー企業が誕生し、バイオサイエンスに関わる企業や研究機関が集まってきました。

研究所の内部には、数十台もの質量分析装置がずらりと並んでいます。
これほどの台数が揃う研究施設は世界的にも非常に珍しく、これらの装置があることで、最先端の研究が加速していく、まさに “サイエンスパークの心臓部” といえる存在です。

現在、慶應義塾大学先端生命科学研究所には 52名の研究者 が所属。
サイエンスパーク全体では、研究者・技術者・企業スタッフをあわせて780人以上が働く研究施設 へと成長しています。
さらに敷地内には、田んぼに浮かぶ宿泊施設「HOTEL SUIDEN TERRASSE」や、子どもの創造力を育てる全天候型児童教育施設「BahnFusion SORAI」も整備。

研究・学び・滞在がひとつにつながった、“鶴岡発の新しい研究拠点” として全国からも注目されています。
2. 2025年注目の取り組み
ここからは、鶴岡サイエンスパークで実際に進んでいる、県民にも身近で“暮らしに役立つ”最先端研究 をご紹介します。
① 「便で人を救う?」日本初の“献便ルーム”
ちょっと驚くかもしれませんが、実は 便に含まれる腸内細菌が人の健康を守ることがわかってきています。
2025年4月、鶴岡サイエンスパーク内に国内初となる献便施設 「つるおか献便ルーム」 が誕生しました。
・健康な人の腸内細菌が治療に使われる
腸内細菌を患者さんに移植する「腸内細菌叢移植 (FMT)」が世界で注目されています。
鶴岡では、医師の検査を通った“腸内細菌ドナー”が便を提供し、治療の原料になります。
・明るく清潔、“通いたくなる”献便ルーム

専用トイレや休憩スペースを備えた快適な施設。
庄内地域の18〜65歳の健康な方が対象で、献便1回ごとに協力金 (最大5,000円)が支払われます。

詳しくはこちら(ちょうむすび鶴岡)
・担当者からのメッセージ

「この取り組みは、世界の患者さんを助ける力になるだけでなく、庄内の皆さんご自身の健康にもつながるかもしれません。
是非、未来の医療を作る取り組みに参加してみませんか?」
② 鶴岡発の技術が“ついに車へ”

鶴岡サイエンスパークから生まれたバイオ素材メーカー Spiber。
なんと、独自素材 Brewed Protein™(ブリュード・プロテイン)ファイバー が、2026年春発売予定の ランドクルーザー プラド “NEWSCAPE” のシートに採用されることが決定。(https://spiber.inc/ja/news/brewed-protein-fiber-featured-in-a-production-vehicle-for-the-first-time)
Brewed Protein™とは、石油や動物資源に頼らず、植物由来の糖を微生物発酵でつくる次世代素材。
研究室から始まった技術が、ついに社会の大きな産業へ広がろうとしています。
鶴岡で生まれた研究素材が、ついに 自動車の世界へ“デビュー” します。
サイエンスパークの研究が、私たちの暮らしの“未来”を少しずつ変えています。
③ 世界にまだない食材をつくる!? 国家プロジェクトが始動
2025年、鶴岡で大規模な「食のプロジェクト」が始まりました。その名も 鶴岡ガストロノミックイノベーション事業(https://tgi-project.jp/)
総事業費はなんと 約22億円 (うち交付金約14億円)。
10年かけて“世界にまだない新しい食品”を生み出すことを目指します。
取り組み例
● 納豆菌を使った粉末食品の開発
● メタボローム解析による高付加価値食品の研究
食文化と科学の融合で、山形から新しい食の未来を生み出す挑戦がはじまりました!
④ 鶴岡から“小児がん治療の未来”をつくる研究

国立がん研究センター鶴岡連携研究拠点では、横山明彦先生が 小児白血病の原因解明と、新しい治療薬の開発 に取り組んでいます。
横山先生は、これまで分かっていなかった「白血病がどの細胞から、どのように発症するのか」 を解明しました。その発見をもとに作られた治療薬候補は、現在 臨床試験が進行中 です。
鶴岡で生まれた研究が、世界中の子どもたちの命を救うかもしれない。
そんな大きな希望をもつプロジェクトです。
詳しくはこちら
⑤ 高校生が研究室デビュー!?若い研究者が育つまち
鶴岡サイエンスパークは、大人だけの研究拠点ではありません。
パーク内にある、慶應義塾大学先端生命研究所では、高校生が研究に参加できる全国でも珍しい取組を実施しています。

2025年は、過去最多となる 40名の地元高校生 を受け入れました。
・特別研究生:17名
・高校生研究助手:23名
特別研究生
将来研究者を目指す高校生・高専生を対象にした制度で、将来の博士号取得を見据えた高度な研究活動のサポートを無償で受けることができます。
地域の高校生が、未来のために “本物の研究”に挑戦できる貴重な制度です。
高校生研究助手
こちらは、最先端の研究現場で実際に働くアルバイト制度。
慶應義塾大学先端生命科学研究所の所属として時給も支払われます。
また、“バイオの甲子園”とも呼ばれる全国大会「高校生バイオサミット in 鶴岡」も主催しています。
全国の高校生が鶴岡に集まり、1年間の研究成果を発表する大会です。
いま鶴岡は、若い研究者が育つ“聖地” として全国から注目されています。
3. イベント・見学 (一般向けの参加機会)
サイエンスパークには、誰でも参加できるイベントがあります。
・年に1度の「鶴岡サイエンスパークまつり」
鶴岡サイエンスパークを丸ごと開放する特別イベント。
さまざまな研究や取り組み、その先の描く未来について楽しい企画や体験を通じて学べます。
・鶴岡サイエンスパーク 視察セミナー
現在、目的に合わせて選べる 3つの有料プラン を用意しています。
・PARK TOUR ONLY:研究施設を歩いて学べる見学ツアー
・STANDARD:最先端の研究・事業を知り、体感できるプラン
・PREMIUM:創設者・冨田代表理事による“プレミアムセミナー”付きプラン
鶴岡サイエンスパークの世界観を、実際に見て・聞いて・感じられるプログラムです。
プラン以外にも修学旅行や課外学習、社員研修など、ご要望に応じて柔軟に視察や体験プログラムを提供しています。
詳しくは公式Webサイト内の「Visitor Program」をご覧ください。
公式サイト
4. メッセージ
VISIT YAMAGATAをご覧の皆様へ
一般社団法人鶴岡サイエンスパーク 広報部 前田詩穂さんよりメッセージをいただきました。

「鶴岡サイエンスパークでは、医療・食・腸内細菌・未来素材など、さまざまな分野で“人類の未来をよりよくする”研究が進められています。
そして私たちは、こうした挑戦を “鶴岡市民・山形県民の皆さまと一緒に育てていきたい” と考えています。
この地域だからこそ生まれる新しい価値を、未来へつなげていけるよう、これからも取り組みを続けていきます。
修学旅行や課外学習、社員研修など、目的やご要望に応じて、柔軟な視察・体験プログラムをご提供しております。
どうぞお気軽にご相談ください。」
5. まとめ
鶴岡サイエンスパークでは、医療・食・未来素材・腸内細菌など、私たちの暮らしにつながる最先端の研究が日々進められています。
サイエンスが好きな方は、ぜひ一度足を運んで、この場所の雰囲気を感じてみてください。
きっと、研究がもっと身近に、もっとワクワクするものに変わるはずです。
イベントや視察会など、一般参加できる機会もありますので、ぜひ気軽に訪れてみてくださいね。

詳細情報

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鶴岡サイエンスパーク
〒997-0053
山形県鶴岡市北京田字水上246-2
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