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【特集記事】見渡す限りバラの楽園 自然もグルメも楽しめる村山・東沢バラ公園
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佐藤なおみ
宮城県石巻市出身、山形市在住のOLです。美術館・博物館めぐり、温泉、食べ歩きなどが趣味です。同年代の若い女性にも、山形の魅力を知って頂けるような記事を書けるよう頑張ります。講談社『with』の公式ライターもしております。※取材オフショットなど→Instagram(http://bit.ly/2OF8aPy)

気温もぐんぐん上昇し、夏が近付いてきているのを肌で感じますね。
今年は自粛の影響もあり、満足にお花見も出来ない残念な春となってしまいました。
しかし美しい自然に囲まれた山形県。
これからのシーズンでも、県内あちこで美しい緑と鮮やかな花を楽しむことが出来ますよ。
そしてもうすぐ見ごろを迎えるのが、花の女王とも称される「バラ」です。
今回は県内有数の美しいバラが楽しめる公園、村山市の「東沢バラ公園」の魅力をご紹介します。
◆広大な敷地は楽園のよう

園内の門を抜けるとすがすがしい青空の下、美しいバラのグラデーションが出迎えてくれます。
約7ヘクタールの園内には散策道が整備されており、右を見ても左を見ても一面バラ!まるで楽園のような風景がどこまでも広がっています。

あまりにも広大なので、どこから見ればいいのか迷ってしまいそうですが、よりたくさんのバラを楽しむため、「40分コース」と「80分コース」が設定されていますので、初めての方でも安心です。
詳しくは入り口でもらえるマップを参考にしてみてくださいね。

◆およそ約750品種、2万株のバラが楽しめる
正面入り口左手に見えてくるのが「皇室のバラ」ゾーンです。
こちらでは日本の皇室ゆかりのバラをみることができます。

ピンク色の花びらがとても愛らしい「プリンセス・アイコ」は、愛子さまご誕生を祝して名づけられたバラ。
オレンジ色でフリル状の花びらが気品あふれるバラは、その名も「プリンセス・ミチコ」です。
また、歩みを進めると馴染みのある名前のバラが。

こちらはなんと、村山市オリジナルの「むらやま」。小ぶりだけれど鮮やかなピンク色はひと際目を引きますね。全国でもここでしか見られない貴重なバラです。



赤、白、ピンク…定番とも言えるバラのほかにも、オレンジや黄色、薄紫色…とさまざまな色のバラが咲き揃います。
また、花の色や葉のほかに注目して欲しいのが、名前や原産国です。

見事な大輪が目印の『マリア・カラス』は、20世紀最高のソプラノ歌手とも言われたあのマリア・カラスから取られたもの。
彼女の美しさを体現したような高貴さに、思わずうっとりしてしまいます。

またこちらの『浪漫(ろまん)』は日本生まれのバラ。
文字通り大正浪漫をイメージして作られています。ニュアンスカラーの花びらは、和の雰囲気もあわせもつ不思議な魅力がありますね。
◆恋人の聖地で“幸せのローズベル”を鳴らして

園内のクラシックガーデン付近には、カップルで鳴らすと幸福が訪れるという“幸せのローズベル”があります。
実は、東沢バラ園は2015年に「恋人の聖地」にも認定されており、それを活かしたさまざまな企画もたくさん行われています。

「愛の鍵」をラブポールに取り付けるコーナーもあるので、こちらもお見逃しなく。
◆ほんのりバラの香り…オリジナルメニューとは
中央部にあるバラ交流館では、バラを使ったオリジナルグッズやスイーツの販売も行われています。
特にこちら「バラソフト」は、生乳にバラのエキスが入った園特製のソフトクリーム!

濃厚なミルクの味わいのなかに、ほのかに香る芳醇なバラの香りが何とも言えません。
また交流館の中には、来る東京五輪で村山市がブルガリアのホストタウンに登録されたこともあり、同国の紹介や交流の様子などを学べるコーナーもありますよ。

◆アクセス・駐車場など
園にはおよそ150台収容可能な駐車場も完備されており、お車でも安心です。
また、バラが開花中の期間は有料となっており、料金は下記「詳細情報」をご参照ください。

残念ながら新型コロナウイルの影響で、例年開催している「バラまつり」は中止となってしまいました。
しかしそんな中だからこそ、美しい花に心癒されてくださいね。
詳細情報
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東沢バラ公園
村山市楯岡東沢1-25(東沢公園管理棟)
0237-53-56550237-53-5655
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