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【特集記事】蔵王温泉・日帰り入浴|大露天風呂|渓流のせせらぎを聴き、雄大な大気に包まれる大自然の中の温泉

VISIT YAMAGATA編集部

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こんにちは!VISIT YAMAGATA編集部です。 やまがた各地域のイベント情報や観光スポットなどのまとめ記事を定期的に発信しています。 また知る人ぞ知るやまがたのディープな情報もご紹介しています。

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蔵王連峰の中腹、心地よい高原の中にある蔵王温泉。

近年は、スキー場のイメージが強い蔵王温泉ですが、古くは高湯(たかゆ)、もしくは最上高湯(もがみたかゆ)と呼ばれ、景行天皇の御代(西暦110年頃)に大和武尊の臣 吉備多賀由により発見されたと伝承されている、県内はもとより日本でも有数の永い歴史を持つ温泉場です。

その中でも、今や夏のシンボルともなっているのが、野趣あふれる「蔵王温泉 大露天風呂」です。

そこで、蔵王温泉・日帰り入浴特集の第5弾は、グリーンシーズンや紅葉のシーズンに蔵王温泉に来たならぜひ行っておくべき「蔵王温泉 大露天風呂」に関してご紹介いたします。

*蔵王温泉大露天風呂は冬季間は営業していません
*2020年は11月23日(祝)まで営業予定です
 (積雪状況により、営業終了日は前後する可能性があります)

圧倒的な湯量と最適な湧出温度

川の流れと野鳥のさえずり、蔵王温泉の独特の硫黄の匂い、高原ならではのひんやりとした空気、目に飛び込んでくる大自然…

季節を感じられる壮大な自然の中にある大露天風呂は、蔵王温泉の夏の目玉となるべく1987年に完成しました。

この大露天風呂は、5箇所の源泉より湧出する温泉を利用し、毎分573lという圧倒的な湯量を誇っています。
また、湧出温度も40℃〜53℃と入浴には最適な温度となっており、まさに恵まれた環境の温泉です。

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この大露天風呂のある場所は蔵王温泉街の東方に位置する温泉群のひとつで、通称「一度川源泉」又は「シンドノサワ源泉」と呼ばれ、かつては、切り傷やあせも等に特効のある湯花*採取場として利用されていました。
*「湯花(ゆばな)/湯の花(ゆのはな)」とは、 温泉の成分が凝縮された沈殿物です。蔵王温泉を含め主に硫黄泉の温泉で湯船にふわふわと浮いている白いものが「湯花」で、いわゆる「にごり湯」でお湯が白濁しているのは、この「湯花」の影響です

こちらが蔵王温泉で江戸時代より伝統的に行われてきた湯花採取の様子です(近年は、この伝統的な方法での採取はほとんどなされなくなりました)。

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採取した湯花は水分を拔き、丸めて湯花だんごをつくります。
十分に乾燥させた湯花だんごは、家庭で蔵王温泉のお湯を楽しむことができると、お土産としても人気の商品になっています。

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少し脱線してしまいましたが、このように恵まれた環境にある蔵王温泉 大露天風呂をこれから早速ご紹介していきます!

辿り着くまでもワクワク

広い駐車場

蔵王温泉街から看板に従い山道を登ってくると、こちらの広い駐車場にたどり着きます。

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駐車場の奥には屋根のついたベンチや自動販売機、お手洗いが並んでおり、温泉に入る前や湯上りに飲み物を飲みながらゆっくりすることができます。

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ちなみに、こちらがお手洗いです。

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大露天風呂へと向かうこの先にはお手洗いがありませんので、こちらでお手洗いに行ってから大露天風呂に向かうことをオススメします。

野趣あふれる大露天風呂への道

さて、大露天風呂に入る準備が整ったら、いよいよこちらの門をくぐって露天風呂へと向かっていきます。

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門をくぐった先に続くのは、木漏れ日のさす階段です —

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階段を一段一段下るごとに、なんだか特別な空間に誘われて行くような感覚になっていきます。

お湯神様へもご参拝

階段を下りた先、左手に鎮座されるのは「お湯神様(おゆかみさま)」、またの名を「少彦名命(すくなひこなのみこと)」です。
少彦名命は、日本神話によると大国主命(おおくにぬしのみこと)の国造りを手伝われたとされる小さな神様です。

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また少し話が逸れてしまいますが、蔵王温泉発祥の地 高湯通りをまっすぐ進み、鳥居を抜けて、何十段にもわたる階段を登ると、その先に「酢川温泉神社(すかわおんせんじんじゃ)」が現れます。

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蔵王温泉を古から護るその神社のご祭神は「大国主命」「少彦名命」「須佐之男命(すさのおのみこと)」「軻遇突智神(かぐつちのかみ)」の四柱。
その四柱の中でも主祭神となっているのが大国主命なのですが、その大国主命が病に伏した際、少彦名命が温泉を探して入浴させ、大国主命の病を癒した故事から二神様を温泉の神として崇められる様になったとのことです。

大露天風呂への道中に坐すこちらのご尊像は、そんな少名彦名神のご神徳を仰ぎ、入浴者の安寧を祈ってこちらに安置されているとのことです。

懐かしい雰囲気の番台

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少彦名命へのご挨拶を済ませ、趣のある道をまっすぐ進んで行くと、右手奥に昔の銭湯を思い起こさせるような番台が現れます。

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▼ スタッフの東海林(とうかいりん)さん

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こちらで支払いを済ませてから、男女に分かれ、靴を脱いで中に入っていきます。

[入  浴  料] 大   人:   600円(税込)
         子ども:   350円(税込)
       *満1歳以上12歳未満

男湯 〜 その名のとおり「大露天風呂」

それでは、まず男湯からご紹介していきます。

男湯は番台に向かって右手にありますので、番台の右側で靴を脱いで上がっていきます。

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中に入るとすぐ右手に「ゆ」と書かれた暖簾が目に入ります。

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こちらの暖簾をくぐると脱衣スペースが広がっています。

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男湯のロッカーはすべてコインロッカーです。
*コインロッカー:有料(100円:返却式ではありません)

そして、脱衣所から繋がる階段の上に立つと、眼下には一面に広がる大浴場の一片が見えてきます。

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階段を下りたら、湯船に飛び込みたい気持ちを抑えて、まずはこちらへ。

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蔵王温泉 大露天風呂にはシャワー設備がありません
そのため、こちらで掛け湯をして、体の汚れを落としてからお湯に入る必要があるのです。

そして・・・・

こちらがお待ちかねの蔵王温泉 大露天風呂 男湯の全貌です!

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我々が「露天風呂」と言われて思い描くイメージを遥かに凌駕するその広さ、その景色、その開放感!!

まさに自然の中の大露天風呂です!!

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ご覧のとおり浴槽は2つあり、上段のお湯が下段の浴槽に流れる仕組みになっています。

源泉の温度は42~43℃程度で、それがまず上段の浴槽に流れるため、上流の浴槽の方が熱めで、下流の浴槽の方がぬるめの温度になります。

そのため、それぞれお好みの温度の浴槽にお入りいただけます。

緑の中の大露天風呂は心が洗われるようなが清々しさがありますが、秋の紅葉の大露天風呂はとても風流で郷愁を誘います。

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女湯 〜 源泉と川のせせらぎがすぐそばに

さて、続いては女湯のご紹介です。

女湯は番台に向かって左手にありますので、こちらで靴を脱いで中に入っていきます。

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女湯も靴を脱いで中に入るとすぐ左手に暖簾が目に入ります。

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女湯は暖簾をくぐると左手に脱衣スペースが、右手一面には湯船が広がっています。

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女湯のロッカーは、コインロッカーとカゴ付きのロッカーの2種類があります。
*コインロッカー:有料(100円:返却式ではありません)

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男湯に同じく、お湯に入る前にこちらで掛け湯をして、体をきれいにしてからお湯に入ります。

女湯も男湯に勝とも劣らぬ開放感!!

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温泉に浸かりながら空を見上げると、日常のいろんなことが一気に吹き飛び、自然に還った心地がします。

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さて、女湯も上段と下段に分かれています。
下流があるのは、こちら、なんと建物の下ー

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洞窟の中のような、秘密基地の中のような感じがあり、ちょっと冒険心がくすぐられます。

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大露天風呂のお湯は加温も加水もしていないため湯船のお湯の温度は気温や気候に左右され、日によって若干異なってきますが、こちら(下段)のお湯はだいぶぬるめですので、小さなお子さまや熱いお湯が苦手な方にちょうどいい湯加減かもしれません。

恵まれた環境 8つの源泉

はじめにお伝えしたとおり、蔵王温泉 大露天風呂では5つの源泉より湧出する温泉を利用しています。
その源泉があるのは、女湯より更に上方の川の上流。

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この上流には、男湯に温泉を供給しているハナタレ源泉・オツン源泉・ひなこ源泉、女湯に温泉を供給している馬滝源泉・平源泉の他に、小屋前源泉・松坂源泉・二人川源泉という3つの源泉があります。

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ところで、大露天風呂に入っていて驚くことのひとつが、すぐそばに川が流れていること。
その川に触れてみると、その水はぬるく、ほんのりと硫黄の匂いが漂っています。

先程挙げた3つの源泉(小屋前源泉・松坂源泉・二人川源泉)から湧出する温泉はまさにこの川を流れていきます。

この川は一度川(いちどがわ)といい、山水と温泉が混じり合った水が流れている珍しい川なのです。

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温泉に浸りながら、温泉と山水の混ざった川のせせらぎがすぐそばにある-
他では滅多にない貴重な風景です。

湯上りはゆっくり休憩

大自然の中での湯浴みを満喫し、体もポカポカ暖まったら、ゆっくりご休憩 ー

番台の奥には湯上り後の待ち合わせ・休憩のスペースが設けられています。
ちなみに、女湯の下段の浴槽はまさしくこの真下にあります。

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缶・パックジュース、アイスクリームの他、名物の玉こんにゃくもあり、湯上りの体にはたまりません。

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また、この売店では蔵王温泉で採取した天然の入浴剤湯花(湯の花)も販売しています。

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蔵王温泉の泉質が気に入った方、あせもや湿疹で悩まれている方は、お買い求めになってみてはいかがでしょうか。

*蔵王温泉は硫化水素を含む強酸性の温泉のため、金属製のものはすぐに錆びてしまいます。そのため、循環型の風呂釜には使用しないでください。湯桶に溶かして使う等、ご使用方法にご注意ください。

終わりに

湯上り後に空を見上げると、木の葉が風に揺れていました。

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蔵王温泉 大露天風呂は、心身ともにリフレッシュして開放感を味わえる、自分自身も自然に還れるような何とも気持ち良い温泉でした。

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スタッフからメッセージ

「大自然の中、四季折々を感じながらゆったりとした雰囲気を味わえる所です。
 日頃の疲れを癒しに是非お越しくださいませ。
 スタッフ一同お待ちしております。」

と蔵王温泉大露天風呂を管理する蔵王温泉観光株式会社の渡辺総務部長。

蔵王温泉の誇る大露天風呂 —
心身ともにリフレッシュしに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

泉質・吐出量 等

施設名 蔵王温泉大露天風呂
泉質 酸性 含硫黄 硫酸塩  塩化物温泉 (低張性酸性高温泉)
加水 加水は一切行っていません
加温 加温は一切行っていません
かけ流し・循環濾過 温泉水は、すべてかけ流し(放流式)です
入浴剤・消毒 入浴剤、消毒剤は一切使用していません

源泉名 湧湯情況 湧温度 吐出量(分) 適用
ハナタレ 自然湧湯 43.0 ℃ 30.0 ℓ 男湯船
オツン 自然湧湯 48.0 ℃ 195.0 ℓ 男湯船
ひなこ 自然湧湯 40.5 ℃ 13.0 ℓ 男湯船
馬滝 自然湧湯 51.0 ℃ 123.5 ℓ 女湯船
自然湧湯 53.0 ℃ 212.0 ℓ 女湯船
小屋前 自然湧湯 51.5 ℃ 44.5 ℓ 河川放流
松坂 自然湧湯 51.0 ℃ 65.0 ℓ 河川放流
二人川 自然湧湯 49.0 ℃ 52.5 ℓ 河川放流
合計吐出量(毎分) 735.0 ℓ

 

営業期間

例年:4月中旬 〜 11月23日頃

*冬季は営業しておりません

*営業開始の日程は、雪解けの状況により変更になる可能性があります
*営業終了の日程は、積雪状況により前後する可能性があります

営業時間

【通常】
6:00 ~ 19:00 (最終受付 18:30)

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新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、当面の間は営業時間を短縮してします。
    平日  9:30 ~ 17:00 (最終受付 16:30)
土日祝日 9:30 ~ 18:00 (最終受付 17:30)
*2020年10月23日現在
*営業時間は変わる可能性がありますので、正式な情報は蔵王温泉観光株式会社(下記電話番号)までお問い合わせください

お客様へのお願い

・入浴時以外はマスク着用のご協力をお願いいたしします
・受付、売店などにアルコールをご準備しておりますので、手指の消毒をお願いいたします
・混雑時などは入場制限を行う場合もございますが、ご理解くださいますようお願いいたします

詳細情報

蔵王温泉 大露天風呂

蔵王温泉 大露天風呂

山形県山形市蔵王温泉853-3

023-694-9417023-694-9417

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