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天狗の参拝行列?願いを叶えに幻想的な夜の蔵王へ

VISIT YAMAGATA編集部

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こんにちは!VISIT YAMAGATA編集部です。 ここでは、やまがた各地域のイベント情報を定期的に発信していきます!

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ゴールデンウィークも終わり、春が本格化してきた5月下旬。

毎週土日、蔵王温泉で何やらオモシロそうなコトをすると聞き、潜入してきました!

その名も「蔵王酢川温泉神社戌の刻詣」。
蔵王温泉内のそこかしこに貼ってあるチラシには「今宵は天狗の参拝行列。願いを叶えに夜の蔵王へ」とあります。

天狗?願いを叶える?

はてさて、どんなまち歩きなのでしょうか。

=====================
■「戌の刻詣」とは?
■蔵王温泉発祥の地「高湯通り」
■天狗さまがご案内!蔵王温泉パワースポット4つ
 ①旅の安全を祈る『南無阿弥陀仏石碑』
 ②つぎは学問のパワーを!斎藤茂吉の『霊泉碑』
 ③最上義光公の万能パワーをゲット!『力石』
 ④健康を『薬師神社』で祈願
■酢川温泉神社本殿へ到着
■まとめ
■P.S. 蔵王の緑
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■「戌の刻詣」とは?

このチラシをみかけ、気になって参加してみることにしました。

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開始時刻は、『戌の刻』正刻―午後8時。
高湯通り看板前集合とのことで行ってみると…

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なんと、天狗さまが!??
どうやら、小天狗さまたちが、我々を酢川温泉神社へと導いて下さるようです。

この戌の刻詣は、「高湯通り」をめぐり、酢川温泉神社に参拝するのがそのルート。

また、その間に4つのパワースポットがあり、そのそれぞれに立ち寄るそうです。

それでは、いざ出発!!
(夜間のため写真が見づらいものは、明るい時の様子も交えてお伝えします!)

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■蔵王温泉発祥の地「高湯通り」

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蔵王温泉は奥羽三高湯の一つであり、古くは「高湯」若しくは「最上高湯」と呼ばれていました。

それが昭和25年、日本観光地百選に蔵王山が選ばれたことにより、今の「蔵王温泉」に改名したそうです。

高湯通りの「高湯」というのはその名残で、この通りは蔵王温泉発祥の地であり、昔はこの高湯通りのみが温泉街としてあったそうです。

■天狗さまがご案内!蔵王温泉パワースポット4つ

①旅の安全を祈る『南無阿弥陀仏石碑』

そして、まず一つ目のパワースポットは、旧高湯村(現在の山形市蔵王温泉)の入口に建立された「南無阿弥陀仏石碑」。

川沿いに建つこの古い石碑は、村人・旅人の安全を祈願して建立されたものだそうで、この石碑に触って祈願すれば、旅路を無事に過ごせるとのこと。

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そしてそのそばには、幻想的にライトアップされた川が!!

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明るい時の様子はこちら。

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写真では分かりにくいかもしれませんが、この川からは湯気が立っていて、硫黄の香りが漂ってきます。

そう、この川に流れるのは「温泉」なのです。

この川は「どんどんびき」と呼ばれ、温泉と山水が混ざり、温かい川となって”どんどん”と音を立てて流れてくることから、その名が付きました。

よく見ると、川の底が緑色になっているのがお分かりでしょうか。
これは、強酸性の中にしか生息しない、古代から存在する植物である「イデユコゴミ」という藻だそうです。

自分で歩いただけでは素通りしてしまいがちですが、やはり地元の方……もとい、天狗さまにご案内していただくと思いもよらぬ事実や興味深いことがいろいろと分かり、やっぱり面白いですね!

②つぎは学問のパワーを!齋藤茂吉の『霊泉碑』

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2つ目は斎藤茂吉の霊泉碑。

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斎藤茂吉は蔵王の麓、上山市に生まれたアララギ派の歌人。この文字は、茂吉が50歳で若松屋に逗留した時に書いた書を写したものです。

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茂吉には「三ナイ」というものがあり、
「大きい字を書かナイ」
「特定の個人宛に書かナイ」
「人の目に触れるところに飾らナイ」。

そのすべてを無視しているのが、この石碑だそう(´▽`*)なんともアリガタイ。

この石碑を触ると、学問上達が叶えられるそう。

■旅情あふれるスポットでひとやすみ

2つ目のパワースポットから歩みを進めると、蔵王温泉の象徴的な風景に出逢います。

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酢川温泉神社への参道の入り口の鳥居、
老舗旅館の一つ深山荘高見屋、
そして共同浴場上湯裏に建つ水車。

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日のあるうちも情緒があってとても素敵ですが、宵闇の中、灯りをともしたこの情景もまた格別。

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ただ、ここからは、このまち歩き最大の難所。

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ひたすらこの階段を上っていきます。

階段上るの大変そうだから、私には無理かなぁ~とお思いの方、ご安心ください!

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階段上りに自信がない方のために、2つ目のパワースポットの脇に、酢川温泉神社の本殿下まで送迎してくれるためのバスが待ち構えていました。

無料のツアーなのに、ここまでしていただけるなんて、感激ですね☆

ただ、3つ目のパワースポットは階段の途中にあり、バスに乗った方はそこに立ち寄ることができないためご注意ください。

③最上義光公の万能パワーをゲット!『力石』

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2つ目の鳥居を越えて少ししたところに、3つ目のパワースポットである「最上義光公の力石」があります。

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最上義光公は、山形城第11代城主。
義光公は少年時代から聡明で豪胆、文武両道に優れた人物であり、ある日家来たちと力比べをした際に、誰も持ち上げられなかった大石を軽々と持ち上げたとされます。

そして、その大石が、この「最上義光公の力石」であると言い伝えられているのです。

これを触れば、義光公の力が分け与えられ、まだ続く本殿への階段も何のその??

④健康を『薬師神社』で祈願

階段を登りきり、やっと辿り着いたその先にあるのが、酢川温泉神社と薬師神社です。

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4つ目のパワースポットはこの薬師神社内にある、薬師如来像(この薬師如来像は神社内の石棺に納められているため、直接目にすることはできませんが、その写真が飾られています)。

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薬師神社は古来は酢川温泉神社の本殿であり、薬師如来を祀る神社。

この薬師神社の宝物である薬師像は鉄仏であり、鎌倉時代の作で山形県三佛中の一つといわれ、子育て・病気平療・ボケ防止の神として崇められています。

ここで健康を祈願すれば、健やかに過ごせるといわれているそうです。

■酢川温泉神社本殿へ到着

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そして、このツアーの最終目的地、酢川温泉神社に到着しました。

酢川温泉神社には、大国主命・少彦名命・須佐之男命・軻遇突智神の4神が祀られており、殖産興業・家内安全・厄難消除・恋愛成就・学問上達の神とされています。

この尊崇篤き神社に参拝をして、このツアーは終了。この日は初日ということもあり、お神酒の振る舞いがありました。

そして、なんとここから、思いもよらぬサプライズが!!そちらは、参加してみてのお楽しみ★☆

帰りも、希望者はスタート地点までバスで送ってくれるということで本当に、至れり尽くせり。

■まとめ

午後8時からの蔵王温泉まち歩き。

いったいどんなものなのかと思っていましたが、蔵王温泉の歴史を知ることができ、4つのパワースポットも教えていただいて願掛けもでき、とっても充実した40分でした!

そして、これが無料で、しかも希望者はバスでの送迎ありと、これ以上ないサービスですね!

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「これを機に年間をとおして、蔵王温泉の魅力を知っていただければ嬉しい。連休明けから入梅まで、願掛けとともに、ぜひ新緑の蔵王をお楽しみください」と、この日案内を務められた蔵王温泉観光協会イベント委員の堀克彦さん(写真右:五感の湯つるや館主)。

6月9日(日)まで、毎週土・日に実施していますので、ぜひみなさまも参加してみてください♪♪

詳細情報

蔵王酢川温泉神社犬の刻詣

蔵王酢川温泉神社犬の刻詣

■P.S. 蔵王の緑

今回、蔵王温泉に行ってみて驚いたのが、新緑の美しさ。

蔵王温泉はどうしても「冬」のイメージでしたがどうでしょう、この鮮やかな緑・・・

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多くの方に、蔵王の四季を通した自然の魅力と温泉のすばらしさを知っていただきたいと思った週末でした。

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