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【特集記事】日本有数の豪雪地・肘折温泉(山形県大蔵村)|深緑の季節の温泉街ぶらり旅

asuka

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庄内生まれ・育ちで生粋の庄内っ子のWebライター。大学進学をきっかけに神奈川県へ。2019年に庄内へUターンしました。他県に住んだからわかる、庄内の食や文化など魅力を発信していきたいです。

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山形県大蔵村にある肘折(ひじおり)温泉は、降り積もった雪で作られる巨大雪だるま「おおくら君」や、年越し行事の「肘折さんげさんげ」などで有名な温泉郷です。

春から秋に行われる朝市をはじめ、雪がない季節の肘折温泉にも多くの魅力があります。

今回は、深緑の季節の肘折温泉街をぶらりと旅してきました。

この記事では筆者が巡った肘折温泉のスポットを紹介します。

1. 肘折温泉とは

肘折温泉は、2007年に開湯1200年を迎えた歴史ある温泉郷です。

実は、肘折温泉は出羽三山信仰とも深い関係があります。

・肘折温泉の歴史

肘折温泉は、平安時代の807年に開湯したといわれています。

湯殿山詣でに来た豊後の国(現在の大分県)の源翁・片見源右衛門が崖で道に迷ったときに、老僧と出会ったことが肘折温泉の原点です。

老僧は源翁を月山湯殿山へと案内し、肘折温泉を発見したときのエピソードを伝えました。

「100年前にこの崖から落ちて肘を折ってしまったが、そこに見つけたお湯に浸かったらたちまち傷が癒えてしまった」

これが「肘折温泉」の名前の由来と言われています。(※諸説あり)

そして、老僧の「この地を広め、多くの人の傷や病気を癒してほしい」という願いを受けて、源翁は肘折温泉を開湯して守り続けたと伝えられているのです。

2. 肘折温泉街ぶらり旅~観光スポット紹介~

風情あふれる肘折温泉街には、歴史や自然を感じさせるパワースポットが数多くあります。

そのほとんどは歩いて回れる範囲内に点在しているため、散歩をしながら観光を楽しむのが肘折温泉の王道の過ごし方です。

 

① 肘折ダム

肘折ダム(肘折砂防堰堤)は温泉街を最上川水系銅山川の土砂災害から守るために、1950年から2年の歳月をかけて造られました。

戦後まもない頃に人力で造られたとは想像できないほど、圧倒的な存在感を放っています。

肘折ダムのそばにあるのは、初恋足湯。

肘折ダムを取り囲む深緑と心地よい水音が、日常の喧騒を忘れさせてくれます。

② 旧肘折郵便局舎

昭和レトロな温泉街の雰囲気に佇む、旧肘折郵便局舎。

1937年に建てられた郵便局が、その役目を終えたのは1995年。

地元の人々の強い願いによって大切に保管され、現在では肘折温泉の観光スポットの1つになっています。

昭和の趣が感じられる局舎の窓の格子には「〒」マークが装われています。

遊び心が垣間見れるレトロ建築には、思わず目を奪われてしまいました。

③ ほていや商店

温泉に遊びに行ったら、お土産に温泉まんじゅうを買いたい方は多くいるのではないでしょうか。

肘折温泉の温泉まんじゅうといえば、ほていや商店で買える「ほていまんじゅう」です。

しっとりとした黒糖の皮に、優しい甘さのこしあんがたっぷり包まれています。

肘折温泉の定番土産・ほていまんじゅうは15時頃には売り切れてしまうほど大人気。
購入したい人は予約がおすすめです。

肘折こけしもお土産品として大人気だそうです。

独特でかわいらしい表情のこけしを見つめていると、思わず顔がほころんでしまいます。

肘折温泉の旅館の入浴剤も取り扱っています。

気に入った温泉の入浴剤を購入して、自宅で湯治の続きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

詳細情報

ほていや商店

【住所】
山形県最上郡大蔵村大字南山499
☎ 0233-76-2132
【営業時間】

5:30~18:00
(冬期は7:00~)
【定休日】
無休

④ カネヤマ商店

日常の忙しさから離れられる温泉旅行。

お酒の旨みを堪能しながら、ゆったりと過ごす時間も最高ですよね。

肘折温泉街にあるカネヤマ商店では「角打ち」が楽しめます。

大蔵村の小屋酒造は、山形県最古の酒蔵。

そんな歴史ある酒蔵で作られた「花羽陽」をはじめ、県内各地のおいしい日本酒を味わえます。

人気があるのは、日本酒利き酒セット。

3種類の日本酒を選んで、飲み比べできます。

ワインやコーヒーなどもあるので、日本酒やお酒が苦手な人でも角打ちの雰囲気が味わえます。

詳細情報

カネヤマ商店

カネヤマ商店

【住所】
山形県最上郡大蔵村大字南山506-3
☎ 0233-76-2123
【営業時間】
6:00~18:30
【定休日】
無休

⑤ 肘折温泉街と上の湯 (かみのゆ)

レトロな雰囲気が溢れる肘折温泉街は、ぶらりと歩いているだけで昭和時代にタイムスリップしたような気分が味わえます。

温泉街のいたるところに情緒あふれる足湯があります。

そして、温泉街の中心にあるのが「上の湯 (かみのゆ)」。

上の湯の浴場には女地蔵と男地蔵が祀られており、毎年7月14日に開催される肘折温泉開湯祭でみこしに乗せられて温泉街を練り歩きます。

詳細情報

上の湯

上の湯

【住所】
山形県最上郡大蔵村大字南山506-3
☎ 0233-34-6106(大蔵村観光協会)
【営業時間】
8:00~17:00
【入浴料】
大人:400円
小人:300円

上の湯脇の石段を上がったところにあるのは「薬師神社」。

肘折温泉の湯を守る神様を祀ったこの神社は「湯坐神社」とも呼ばれ、肘折の人々に大切に守られています。

⑥ 肘折温泉朝市

肘折温泉の名物といえば、朝市です。

豪雪地・肘折温泉の朝市は、4月20日から11月下旬までの季節限定。

早朝 (※)から7:30まで毎日開催される朝市では、採れたての山菜や笹巻き・しそ巻き・なんばみそなどの加工品などが売られています。
※5月~8月は5:30から、それ以外の時期は6:00から

朝市組合のお母さま方が親しげに声をかけてくれるのも、肘折温泉朝市の楽しいポイント。

おすすめしてくれる山菜や加工品はどれもおいしそうで、つい手に取ってしまいます。

⑦ そば処 寿屋

肘折温泉に行ったら欠かせないグルメスポットの「そば処寿屋」。


※引用元:肘折温泉HP

使われるそば粉は、良質な山形県産のそばの実を自家製粉したもの。

「挽きたて、打ちたて、茹でたて」のそばをいただけます。

もりそば以外にも、なめこや山菜など季節ごとの肘折の味覚をそばと一緒にいただけるメニューが取り揃えられています。

詳細情報

そば処寿屋

そば処寿屋

【住所】
山形県最上郡大蔵村大字南山571
☎ 0233-76-2140
【営業時間】
10:00~15:00
【定休日】
第2木曜日
(冬季は第2・第4木曜)
※HP参照

3. 肘折温泉|日帰り温泉施設

肘折温泉街から少し離れた場所には、日帰り温泉施設があります。

① カルデラ温泉館

カルデラ温泉館は、肘折温泉街から徒歩で30分弱の場所にあります。

木のぬくもり溢れる館内は林間学校に来たような、なんとも懐かしい気分にさせてくれます。

カルデラ温泉館では、天然炭酸泉を堪能できます。日本の天然炭酸泉の割合は、わずか0.5%ほど。

国内では珍しい天然炭酸泉の部分浴や飲泉が楽しめるんですよ。

男女別の大浴場の他に、男女入れ替え制の露天風呂も。

温泉で存分に身体を温めたら、冷たい肘折カルデラサイダーで乾杯。

肘折カルデラサイダーには、天然炭酸泉が入っています。

上山市出身の歌人・斎藤茂吉も肘折温泉の天然炭を好んで飲泉し、次の歌を詠んだそうです。

『泡立ちて 湧きくる泉の香を好と 幾むすびしつ けふの日和に』

詳細情報

カルデラ温泉館

カルデラ温泉館

【住所】
山形県最上郡大蔵村大字南山2127-79
☎ 0233-76-2622
【営業時間】
<5月~10月>10:00~17:00
<11月~4月>10:00~16:00
※受付は30分前まで
【入浴料】
大人:550円・小学生:300円
幼児:無料
【定休日】
<5月~10月>毎週水曜日
<11月~4月>毎週水・木曜日
※ 祝日の場合は営業

② 肘折いでゆ館

肘折希望大橋のたもとにある、「肘折いでゆ館」。

肘折いでゆ館では、3階から山々の四季折々の表情を眺めながら湯浴みが楽しめます。

館内では温泉療法医による、温泉療法相談を行っています。

食事処や休憩室もあるので、思いっきり肘折いでゆ館で湯治を楽しむものよいでしょう。

また、過去にギネス記録に認定された巨大雪だるま「おおくら君」が誕生するのは、この肘折いでゆ館そばの広場です。

詳細情報

肘折いでゆ館

肘折いでゆ館

【住所】
山形県最上郡大蔵村大字南山451-2
☎ 0233-34-6106
【営業時間】
<5月~10月>9:30~17:30
<11月~4月>9:30~17:00
※ 受付は30分前まで
【入浴料】
大人:500円・小学生:300円
幼児:無料
【定休日】
<5月~10月>毎週火曜日
<11月~4月>毎週月・火曜日
※ 祝日の場合は営業

4. 肘折温泉付近のおすすめスポット

肘折温泉がある大蔵村は、おいしい食べ物がたくさんある村です。

また「日本で最も美しい村」連合にも加盟するほど、自然豊か。

肘折温泉を訪れた際に立ち寄りたいおすすめスポットを紹介します。

① 四ヶ村の棚田

四ヶ村(しかむら)の棚田は、大蔵村の豊牧・滝の沢・沼の台・平林の4つの地区にある棚田の総称です。

深緑の山に抱かれ、青々と生い茂った苗が気持ちよさそうに風に揺れる姿は、思わず息を吞んでしまうほどの絶景です。

四ヶ村の棚田は日本の棚田百選にも選ばれています。

季節ごとに異なる顔を見せる四ヶ村の棚田は、肘折温泉とセットで訪れたい絶景スポットです。

② 大蔵コッペパン

大蔵コッペパンは2023年3月にオープンしたコッペパン専門店です。

新庄市から肘折温泉に向かう道中(国道458号線)にあります。

コッペパンは、おやつや軽食にもちょうどいいサイズ感。

肘折温泉までのドライブのお供や、湯浴み前のエネルギー補給にもってこいです!

大蔵村産の蕎麦粉や米粉、トマトを使ったコッペパンも購入(※要予約)できます。

大蔵コッペパンは大蔵村の味覚を味わえる、トレンドスポットです。

詳細情報

大蔵コッペパン

大蔵コッペパン

【住所】
山形県最上郡大蔵村合海544-58
☎ 0233-29-5248
【営業時間】
10:00~無くなり次第終了
【定休日】
月曜・火曜

5. 最後に

深緑の季節の肘折温泉街ぶらり旅。
いかがでしたか。

緑いっぱいの肘折温泉やその周辺は、初夏ならではの魅力に溢れていました。

一方で「秋に赤や黄色の葉っぱで埋め尽くされる温泉街の周りの山々」や「黄金色の稲が揺れる棚田」「旬の山菜がたくさん売られる朝市」「昭和レトロな温泉街にしんしんと降り積もる雪」など、春夏秋冬の景色も容易く想像できてしまう、摩訶不思議なスポットでもあります。

肘折温泉には、美しい自然や豊富な泉質の温泉など、行った人だけが体感できる魅力もたっぷりです。

ぜひこの記事を参考に、肘折温泉でぶらり旅を楽しんでみてくださいね。

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