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【特集記事】天童に待望の屋台村オープン! 「と横丁」で楽しむおすすめグルメ

佐藤なおみ

佐藤なおみ

宮城県石巻市出身、山形市在住のOLです。美術館・博物館めぐり、温泉、食べ歩きなどが趣味です。同年代の若い女性にも、山形の魅力を知って頂けるような記事を書けるよう頑張ります。講談社『with』の公式ライターもしております。※取材オフショットなど→Instagram(http://bit.ly/2OF8aPy)

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こんにちは、ライターの佐藤なおみです。

2020年1月に天童市にオープンした屋台村「と横丁」。
おでん、唐揚げ、お好み焼き、寿司、韓国料理などジャンルの異なる8店舗が並びます。

今回はライターのわたしが実際に店舗を巡りました!
「はしご酒」にぴったりのおすすめグルメをご紹介しますよ。

 

◆天童初の屋台村「と横丁」がオープン!

雪国・山形にしては異例の、雪のない冬が続いていますね。

いつもなら冬場の運転をなるべく控えているわたしも、今年は路面凍結などの心配も無いので、あちこち出かけています。

ということで今回のおすすめスポットは、1月に天童温泉中心街にオープンしたばかりの屋台村「と横丁」です。

「と横丁」に開店したのは、8店舗の個性豊かな飲食店です。
おでん、唐揚げ、お好み焼き、寿司…とそれぞれジャンルは全く異なり、まさにはしご酒にぴったりなんです。

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◆ここにもそこにも…将棋のモチーフが

歴史ある名宿が立ち並ぶ天童温泉。

その一角に煌々と輝くこちらの門が「と横丁」への入り口です。

将棋のまち・天童らしく、横丁のあちこちに駒のモチーフが溢れていて、何と横丁の路地には専用の将棋テーブルまであるんです。

おいしいお酒を楽しみながら、ぜひ一戦交えてみてはいかがでしょうか。

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◆若き店主がつくる、絶品おでんと創作料理

まず最初にご紹介するのがこちら、『創作屋台 湊と』さんです。

若干22歳(2020年2月現在)の若き店主が切り盛りする、おでんと創作料理のお店です。

もともと酒田の屋台村で腕を磨き、今回満を持してこの「と横丁」に店を構えたそう。

意外なことに天童にはおでん屋さんが無く、初の専門店ということで期待が高まります。

「コ」の字のカウンターの中央には、おでん鍋がでんと置かれ、もうもうと湯気が上がります。
定番の大根、しらたき、はんぺん、卵などはもちろん、つみれやロールキャベツ、さらに小籠包などが琥珀色のつゆの中でひしめき合っています。

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おでんの値段はなんと100円~と実にリーズナブル!
また、黒板には自慢の創作料理も紹介されています。
「いぶりがっこチーズ」や「厚揚げ」など、どれもお酒にぴったりなものばかり。

特に冷えるこの季節、はふはふとおでんを頬張りながら身体の芯まで温まってくださいね。
「湊と」さんは、お店の前の赤ちょうちんが目印です。

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◆アツアツの鉄板焼きで東北グルメを制覇せよ!

お隣のお店『鉄板 紅亀(べにがめ)』さんは、店名の通り鉄板焼きのお店。

焼きそばやお好み焼き、さらに三陸カキのソテー(岩手・宮城)や厚切り牛タン(宮城)、十和田バラ焼き(青森)など、東北各地の旨いものを丸ごと楽しめてしまうんです。

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焼きそばやお好み焼き、さらに三陸カキのソテー(岩手・宮城)や厚切り牛タン(宮城)、十和田バラ焼き(青森)など、東北各地の旨いものを丸ごと楽しめてしまうんです。

今回はお店一押しの亀ちゃん焼き(とんぺい焼き)を頂きました。
とんぺい焼きは居酒屋でも定番の一品ですが、キャベツたっぷりなので、お好み焼きに比べてとても食べやすく、ヘルシーな印象ですよね。

鮮やかな黄金色の生地を箸でぎゅっと挟むと、こんがり焼けた豚バラから脂が染み出てきます。

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店主の亀井さんが一品一品を目の前で焼き上げてくれる、贅沢なライブキッチン感もたまりません…!

お酒の種類も豊富なので、アツアツの鉄板焼きと合わせて楽しんでくださいね。

◆シメに食べたい、ぷりぷりの牡蠣そば

そして屋台のシメにぜひおすすめしたいのが、こちら『山形そば居酒屋 七色(なないろ)』のお蕎麦です。

寒河江にある人気店『そば処 七色』の、栄えある2店舗目としてオープンしたのがこちらのお店。
その根強い人気を象徴するかのように、入り口にはファンから送られたレインボーの花が飾られていました。

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店内は屋台村のなかでも割と広いつくりになっています。

カウンター席とテーブル席、そしてビニールカーテンで覆われた席もまた、屋台らしさが出ていていいですよね。

お蕎麦屋さんということですが、おつまみ系のメニューもたくさんあります。

ということでオーダーしたのは、「カマンベールチーズのフライ」と「厚切りチャーシュー」の2品です。

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アツアツのカマンベールチーズは、今まさに揚げたて。
さくっとした衣の中からは、とろりとチーズが溢れてきました。

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お店の方によると、チーズがすぐに固くなってしまうので、出来立てをすぐに食べてくださいね。とのことです。

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そしてチャーシューはこの通りの分厚さ。
ぷりっぷりの脂と、噛むたび口内を満たす甘辛いタレがなんとも背徳感をそそるお味…

ついつい白いごはん!と叫びたくなる気持ちを抑え、シメにはお店のおすすめ「牡蠣そば」を頂きます。

海産物を使った麺類は、メニュー写真では豪華なのに実物を見るとショックを受けることが多くあります…そんな付け合わせ程度に使われる海の幸に見慣れているため、今回も正直期待をしていませんでした。(スミマセン…)

ところが、見てくださいこちらの「牡蠣そば」!!!

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ぷりんとした大振りの牡蠣が、麺を覆うように盛り付けられているではありませんか!

しっかりと出汁の効いたスープは、磯の香りが心地よいさっぱりとした味。
何店舗か食べ歩いた後でもペロリと食べられそうです。

味ももちろん大満足でしたが、このお店の魅力は店員さんの威勢のよさ、そして提供時間の早さなのかなと感じました。

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◆全店舗、出前OKです!

何店舗か紹介させて頂きましたが、他にもたくさんの飲食店が並びます。

混雑していてお目当てのお店に入店できない…というときは、ぜひ『出前』のシステムを利用してください。

「と横丁」にあるすべてのお店で出前が可能なので、座ることができなくても、お料理はいつでも注文できますよ。ぜひ各店舗自慢の味を食べ比べてみてくださいね。

●全店舗情報

店名 営業時間

定休日

創作屋台 湊と

17:30~24:00水曜日

鉄板 紅亀

18:00~24:00火曜日

KOREAN RESTAURANT
KOSPA
18:00~25:00 月曜日

鮨 天ぷら 左馬

18:00~25:00日曜日

ホルモンマニア 豚豚亭

18:00~26:00水曜日

山形そば居酒屋 七色

17:00~26:00無休

こちら天童市天童温泉街
もり達出張所
17:00~24:00 火曜日

やきとり くし童

17:00~24:00日曜日

◆屋台村の魅力を味わって

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最近では個室居酒屋などが一般的になり、お店でも親しい人たちと過ごすことが当たり前になりました。

一方屋台村は、肩と肩が触れ合う距離で席が並び、お店の方との距離がとても近いんです。

最初こそ気恥ずかしさがあるかもしれませんが、美味しい料理とお酒が次第に心の距離を近付けてくれるはずです。

そんな新しい出会いや交流が、ここ「と横丁」からどんどん生まれていくのではないでしょうか。

天童にお越しの際はぜひ一度、足を運んでみてくださいね。

詳細情報

天童温泉屋台村「と横丁」

天童温泉屋台村「と横丁」

山形県天童市鎌田本町1丁目3−15

080-2838-1045080-2838-1045

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